過去のツイートをすべて発掘できるようになりました。便利になる一方で、懸念すべき事項も生まれています。
Twitterの公式ブログによると、数日中にすべてのユーザーが2006年3月のサービス開始時から現在までの全ツイートを検索できるようになるそうです。
同社ではコスト削減のため、直近1週間までのツイートはSSD、それより古いツイートはHDDを採用したサーバーに保管されていましたが、新たに「Earlybird」と呼ばれる独自技術を導入することで、過去のツイートについても高速検索が可能になったとのこと。
なかなか便利な機能ですが、一方で気を付けたいのが「過去の発言で炎上させられる」というケースが生まれかねないという部分。
SNSに掲載された未成年の飲酒や喫煙などの案件を掘り起こし、正義や法律を盾に私刑を加えようとする一部の悪意あるネットユーザーに対して、格好の機会を与えてしまうことになるわけです。
特にTwitter歴が長ければ長いほど気を付けるべきで、ネットに関する知識があまりなく、不用心だった頃のツイートまでもが掘り返されてしまう危険性をはらんでいます。
ほかにもクリティカルな個人情報を検索されてしまう可能性などが考えられるため、気になる人は「ツイートを非公開にする」「過去のツイートをすべてダウンロードして保存した上で一括削除する」といった対処をしておいたほうがいいかもしれません。
Building a complete Tweet index | Twitter Blogs
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