「いつどこで犯罪が発生するのか」を予測するという、近未来感あふれる技術が開発され、実際に警察への導入が検討されています。詳細は以下から。
フランスのメディアが報じたところによると、ドイツの会社がスティーブン・スピルバーグの映画「マイノリティ・リポート」に登場する殺人予知システム「Precog」から名前を借りた「Precobs」というソフトウェアを開発したそうです。
「Precobs」は過去の犯罪が起きた位置や時間などのデータを元に、今後発生する犯罪を予測するという事前犯罪観測システムで、バイエルン州南部にあるミュンヘンとニュルンベルクの警察が導入を検討中。実際に導入されるかどうかは今後の検証次第ですが、初期段階のテストでは「有望」という結果が出ています。
なお、同システムについては人権活動家が個人情報の乱用につながるのではないかという懸念を表明。従来のような事後的な対処ではなく、積極的に治安を守ることができるという画期的なシステムですが、決して課題が無いとは言えないようです。
Flash - Berlin police mull crime-predicting software - France 24
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