先ほど詳細が発表された「ドコモ光」および「ドコモ光パック」。
日本全国津々浦々をカバーするNTT東西の光回線と、いまだなおシェアトップであり続けるNTTドコモの携帯電話回線を組み合わせて提供できるという、ある意味えげつないサービスですが、どれだけお得なのかをドコモが解説しました。詳細は以下から。
本日行われた記者会見で解説された、ドコモ光の概要。
最大1Gbpsの固定回線、フレッツ光対応ISPを利用でき、申し込みからアフターサポートまでドコモがワンストップ対応できるのがドコモ光。
ドコモ光単独だと戸建て向けが月額5000円でマンション向けは3800円。ISP料金一体型(タイプA、タイプB)は戸建て向けが5200円ないし5400円。マンション向けは4000円ないし4200円。ドコモのモバイル回線を組み合わせれば、さらなら割引が可能です。
ISP料金一体型タイプA(2015年3月から提供開始予定)に属するプロバイダはぷららやBIGLOBE、hi-ho、DTI、BBexcite、楽天ブロードバンド、ドコモnetなど。タイプB(2015年6月から提供開始予定)にはSo-netや@nifty、OCN、AsahiNetなどが含まれます。
ちなみに「ドコモnet」はドコモが新たに提供するISP。
現在フレッツ光を利用しているユーザーは解約金・付加サービスそのままでドコモ光へ「転用」可能。新規契約ユーザーもワンストップで加入できます。
ドコモが固定回線とモバイル回線などのサービスをワンストップで対応できるのがドコモ光のメリットです。
そしてドコモ光の肝となるのが、モバイルとのセット割引。「ドコモ光パック」によって、何年経ってもリーズナブルに利用できます。
料金例。データ量の多いパケットパックを契約すれば割引が増える仕組み。別途携帯電話の基本使用料(スマホの場合カケホーダイ2700円+spモード300円の計3000円)が必要な点に注意が必要です。
モデルケースでは3人家族の利用料金が月額2万8600円から2万5900円に。しかしドコモ光を契約する前の家族は、なぜか月額料金が同じであるにもかかわらず「シェアパック15」を契約しておらず、「ドコモ光なら3GB増加!わけあえる!くりこしOK!」という売り文句が書かれていることに違和感を覚えざるを得ません。
一人暮らしの場合でも、セットにするとデータ量が増やせてリーズナブルになる……という計算です。
また、新規契約・MNPで「光シェアパック」に加入すると1年間Xiカケホーダイ(FOMAは対象外)が半額になる「光スマホ割」や……
「光データSパック」や旧料金プランなどでドコモ光に加入するユーザーに対しても、ドコモ光の料金が1年間500円割り引かれる期間限定割引も提供。
「U25応援割」「ずっとドコモ割」を組み合わせれば、3段階で割り引かれる「トリプル割」を実現するとしています。
さらにドコモがワンストップでモバイル、光回線、ISPをサポートできる点も大きなメリット。遠隔操作による「光リモートサポート」も提供されます。
光回線によって、さまざまなホームサービスも拡充する点もポイントです。
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