ソフトバンクのスマホだけゲーム起動不能、データを強制圧縮(劣化)させる「通信の最適化」が原因



ソフトバンクが強制的に適用している「通信の最適化」によって、「ソフトバンクのスマホだけゲームがプレイできない」という珍事が発生しました。詳細は以下から。

◆ある日突然ゲームが起動不能に、原因は「通信の最適化」
事の発端は6月1日に人気アニメの携帯ゲーム版「AngelBeats!-OW-」公式Twitterアカウントが行ったツイート。ソフトバンク回線で接続した場合のみ「コンテンツデータのダウンロードに失敗しました」と表示され、ゲームが起動できない不具合が発生したそうです。


気になる原因は、ソフトバンクが運用している「通信の最適化」とのこと。どうやらダウンロードする画像などが圧縮されてオリジナルと異なるものになった結果、アプリ側が「ダウンロードに失敗した」と判断したようで、本日付けのアップデートでようやく解決。Wi-Fi環境でしかプレイできなかったユーザーは相当不便であったと思われます。


◆「通信の最適化」とは?
スマートフォンの普及に伴う通信量の増大が生み出すネットワーク負荷を軽減するため、ソフトバンクが2011年11月、KDDI(au)は2012年9月、NTTドコモは2014年6月以降に導入したのが通信の最適化。

スマートフォンで以下のような形式のファイルを受信する場合、あらかじめネットワーク側で各種ファイルをスマートフォンの画面に適したサイズに画像を圧縮・変換するというもの。

不可逆圧縮が施されるため、基本的にデータは劣化していまいますが、ユーザーに対して最適化を強制適用しているのはソフトバンクのみ。これが今回の「ソフトバンクユーザーだけゲームを起動できない」という事態につながったと思われます。

画像ファイル:BMP、JPEG、GIF、PNG形式
動画ファイル:MPEG、AVI、MOV、FLV、MP4、3GP、WebM、ASF、WMV形式


なお、昨年6月にBuzzap!で検証したところ、ソフトバンクは「3日間で1GB」制限に抵触するなど、ネットワークに負荷をかけている、いないに関わらず常に通信の最適化を実施していることが判明。写真などのコンテンツもおおよそ8割程度のデータ量になるよう圧縮されているため、それなりに劣化してしまうわけです。




つまりソフトバンク回線ではよくある「カメラの画質比較記事」などはもちろん、今回圧縮によってゲームが起動できなくなったことから、ゲーム内のキャラクターイラストすらも強制圧縮されていると考えざるを得ないわけです。

しかしイラスト重視タイプのゲームが多い昨今、「せっかく課金して手に入れたレアキャラの絵すら劣化している」というのは、いかがなものでしょうか。

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