事故で下半身を麻痺した男性が、脳に接続したコンピューターから脳波をBluetoothで足に伝え、歩行に成功しました。詳細は以下から。
Adam Fritzさんは2008年にバイク事故で下半身の対麻痺に陥りました。しかしその後カリフォルニア大学アーバイン校の研究者らの協力の下、脳に接続されたコンピューターからBluetoothを用いて脳波を足に送って筋肉を動かすことで、4mの歩行に成功しました。これは世界初の快挙です。
Man Walks Again After Years Of Paralysis - YouTube
この歩行のためにFritzさんは数ヶ月掛けてこのシステムの使用法を学び、麻痺によって弱った足の筋肉を鍛えるプログラムを実施。今回の歩行に繋がりました。
Project Walk _ Claremont Client Adam Fritz - YouTube
まだFritzさんが普通通り歩けるようになるには超えなければならないステップがあるとのことですが、義肢ではなく麻痺した自分の足を脳波で動かせるようになるというのは間違いなく大きなブレイクスルー。いずれはBluetooth経由で全身を動かせる日も来るのかもしれません。
Researchers Help a Paralyzed Man Walk by Controlling His Legs With His Own Brain Through a Bluetooth Connection
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