野外で遊んでいる時、離れたところにいる友人たちとリアルタイムで話せるウェアラブルトランシーバーが開発されています。詳細は以下から。
アウトドアで離れている友人たちと連絡を取るのには手間がかかります。例えばスノーボードで滑っている時、ウェアからスマホを取り出して電話やメッセをしても相手がその場ですぐに出るとも限りません。
そんな時にハンズフリーでリアルタイムに連絡をとりあうために制作されたのがこちらのBONX。“The World Is Our Playground!” (世界は僕らの遊び場)というコンセプトでスタートアップ企業「チケイ」によって開発された、スマホと連動したウェアラブルトランシーバーです。
BONXはiOSとAndroidに対応した専用スマホアプリとBluetoothデュアルモードで接続され、10人までのグループで同時通話が可能。声を検知して児童で通信を開始する完全ハンズフリーモードを搭載しており、一切手で触れることなく通話が可能です。
また、携帯電波を使っているため通信距離の制限はなく、電波が弱い環境でも切断や遅延を抑制してくれます。ただし、完全に電波の圏外となる場所では使えないため注意が必要です。
基本的にアウトドアのスポーツで使われることを前提にしているため、耐水性や耐衝撃性に優れ、激しくころんだ場合にも耳から外れず、つけ続けても耳が痛くならない形状を追求したとのこと。また、通話時のみ通信を行うため、バッテリーや通信量も節約されるという利用者に優しい仕様となっています。
紹介動画は以下から。
Introduction to BONX The Wearable Walkie-Talkie on Vimeo
このBONXは現在クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGで資金を募集中。既に目標額の20倍となる2000万円を集めています。現在は早割価格として1つ9800円、2つで19600円を選択可能。早ければ12月上旬にも配送されるとのことで、今年のウィンタースポーツシーズンにも間に合ってしまいます。
BONXの使われるシーンとしてチケイが紹介しているのはスキー、スノーボード、自転車、ドライブ、オートレース、ランニング、クライミング、カヌー、カヤック、釣り、サバイバルゲームなどのアウトドアスポーツから飲食店や現場作業などの業務シーンや、旅行といったプライベートなシーンまで非常に広いもの。
日本発のプロダクトとしてとてもおもしろい展開が見込めそうです。クリスマスプレゼントにもいいタイミングになりそうですね。
世界が僕らの遊び場になる! BONX ウェアラブルトランシーバー GREEN FUNDING Lab
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