「明治・大正時代から曖昧なままだった」群馬・栃木・埼玉の3県の境界点を確定へ

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北関東の4つの県が交わる渡良瀬遊水池付近で曖昧なままだった3県の境界点が確定されることとなりました。詳細は以下から。

群馬県、栃木県、埼玉県、そして茨城県が交わる東北本線古河駅（茨城県）近くの渡良瀬遊水池。複雑に県境が絡みあうこのエリアの中で、栃木・群馬・埼玉の3県の境界点は明治から大正にかけての県境の川の埋め立てによって曖昧なままに放置されてきました。

境界点は現在は田畑になっており、山間部や川ではない場所に3つの県の境界点があるのは全国的にも珍しいとのこと。

群馬県東部板倉町は栃木県栃木市と埼玉県加須市と共に2016年年明けにも測量を行って境界点をはっきりと確定させることにし、すぐ近くにある渡良瀬遊水池（2012年ラムサール条約登録）と共に新たな観光スポットとしてアピールしていきたい考えです。

御存知の通り群馬県は未開の地グンマーとして、そして栃木県はグンマーの永遠のライバル、トッチギとして気が付けば全国区の知名度を誇る存在となりました。それに加えてサイタマーとの三つ巴の領土問題の最前線ということで、ネタとしてこれ程に美味しい場所はなかなかありません。

そして微妙にハブられながらもイバラキも東に数kmの地点まで肉薄しており、北関東4県を一度に体験できる稀有な場所とも言えるため、ぜひともこうしたネタを思う存分に活用してイベントなども開催していただきたいところです。

群馬・栃木・埼玉の3県の境界点を確認へ NHKニュース