台湾のコンビニのおにぎりは日本のものとどう違うのか?



台湾のコンビニには普通におにぎりが売られています。さて、日本のおにぎりとどこがどれくらい違うのでしょうか?

日本の誇るファストフード、おにぎり。童話や昔話にも登場する由緒正しい食べ物にして、携帯性に優れていることからお弁当の定番メニューでもありました。食器を使わずに食べられる手軽さ、ご飯と海苔というシンプルなベースから無限に広がる具材のチョイスなど、まさにおにぎり is 宇宙。

そんなおにぎりは日本を訪れる外国人の間でも知名度が上がってきていますが、台湾では既にコンビニで普通に販売されるほど一般的に知られるようになっています。

ですが、台湾と日本では同じ料理が広まっても、それぞれの好みが異なるために同じ味にはなかなかなりません。では台湾のコンビニで売られているおにぎりは日本のものとどのように違っているのでしょうか。実食してみました。

あちこちのコンビニでおにぎりは普通に見られるのですが、せっかくなので日本でも食べ慣れているセブン-イレブンのおにぎりを食べてみることにしました。


お店の前に日本のガチャガチャが売られていました。フルで日本語です。


ちょうど品出しの直後だったのでずらりと並ぶおにぎりたち。どれにしようか迷いますが、正確に言葉が分からないのである程度ノリです。



ということでどう見てもツナのおにぎり、明太子+鮭のおにぎり、そしてどうやらカレー風味のおにぎらずの3つをチョイスしてみました。


まずはツナから試してみます。


袋を剥いたところは日本のおにぎりと何も変わりません。当然といえば当然…かもしれませんが。


いただきます!と、かぶり付いたところで気がついたのですが、マヨネーズの味が弱いです。そしてツナがパサッとしています。日本のものはもっとしっとりとしていてマヨネーズと和えられています。


次に明太子+鮭です。この組み合わせは最近日本のコンビニでもよく見かけます。


食べてみると、美味しいのですがどうにも鮭と明太子の味が混じってしまってぼんやりしています。見た目でもどこまでが明太子でどこからが鮭かよく分かりません。やはり和風の味は明確に比べてしまう分、分が悪いのでしょうか…。


そして最後のおそらくインドカレー風であろうと思われるおにぎらず。日本らしくないものをひとつ選んでおいたことにほっとします。


袋を開けるとごろりとチキンが顔を出します。サフランライスらしき黄色いご飯が目にも鮮やかです。


食べてみると、これがかなり辛いです。チキンはボリュームがしっかりしていて満足感があります。ソースと肉とご飯がしっかり絡んでいて文句なし。ですが本当に辛く、間違って買ってしまったら大変かも…というレベル。


3種類食べてみて確信しましたが、日本人的には和風の味は買うべきではありません。せっかくなのですから、日本で見たことのないような味を選んで食べてみた方が思い出に残りますし、下手に似せようとしていない分、全然日本人とは違う発想で味を作ってくるので驚きの発見があるかもしれません。

近いようでいて違いもしっかりとあり、それらを味わうのが楽しい台湾。海外旅行というと遠くを見がちですが、灯台下暗しというように、近場からじっくり攻めてみるのもよさそうです。

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