モバイルバッテリーや充電器などの分野でAmazon.co.jpベストセラー1位を獲得し続けるAnkerが昨年12月に発売した、スマホやタブレット、モバイルバッテリーなど、ありとあらゆる製品を6台一気に急速充電できる最新の充電器「Anker PowerPort+ 6」。
実際に試してみる機会があったため、レビューをお届けします。詳細は以下から。
これが「Anker PowerPort+ 6」。
Ankerの独自技術で、接続された機器を検知して電流を最適化する「PowerIQ」とケーブル抵抗を検知して出力電圧を調整する「VoltageBoost」によって最適な急速充電を実現するほか、安心して利用できるマルチプロテクト機能を採用したモデルです。
さっそく箱を開けてみたところ。中はAnker PowerPort+ 6本体と電源ケーブル、保証書(製品保証期間18ヶ月)、ガイド、ケーブルをまとめるバンドなどが入っています。
さすがに複数台充電できるだけあって、なかなかの大きさ。
携帯用ならコンセント一体型&折りたたみ可能で持ち運びやすい「Anker 24W 2ポート USB急速充電器」のほうがいいかもしれません。
ポートは全部で6つ。一番上が最大18W(9V・2A、12V・1.5A)出力できる「Qualcomm Quick Charge 2.0(QC2.0)」対応ポートで、残りの5つは最大12W(5V・2.4A)出力できるPowerIQ対応ポート。トータル60Wまでの出力が可能です。
なお、Qualcomm Quick Charge 2.0は3300mAhのバッテリーを30分で0→60%にまでチャージできる急速充電規格。
それではさっそく、ASUSのZenfone 2で充電を試してみます。
Zenfone 2はQC 2.0に準拠した急速充電機能「Boost Master」を搭載していますが、実際にAnker PowerPort+ 6のQC 2.0ポートで充電してみると、バッテリーのアイコンに急速充電中であることを示す「+」の文字が。純正の急速充電アダプタを使った時と同じ速度で充電できました。
通常のPowerIQポート接続時には「+」は表示されません。
QC 2.0は近年のスマホであれば大半のAndroidスマホが対応。XperiaであればZ3以降、GalaxyであればS5以降のモデルが該当するため、充電に時間がかかるのが煩わしいと感じるのであれば、持っていて損はありません。
試しに6台フルに機器を繋いで充電してみました。
しっかり充電はできるものの、ここまでくるとケーブルの取り回しの方が面倒になってくるレベルです。
おそらく多くの人が「ここまでのポート数が必要なのか」という感想を漏らしそうなAnker PowerPort+ 6。しかしスマホやタブレット、モバイルバッテリー、Bluetoothヘッドセット、モバイルルーター、ゲーム機、音楽プレーヤーなど、身の回りでUSB充電できる機器は決して少なくありません。
さらに自分だけでなく、家族や家に遊びに来た友達のスマホなども一緒に充電できることや、コンセントが1つで済むことなどを考えると、意外と悪くない選択肢だと思われます。
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