世界を巻き込んだ「狂騒の1920年代」、そこでは女性ファッションも驚くべき飛躍を遂げていました。詳細は以下から。
第一次世界大戦が終わり、1929年の世界大恐慌までを彩る「狂騒の1920年代」。アメリカ合衆国の経済的躍進に牽引され、自動車やラジオのような多くの現代技術が広がり、ジャズやアール・デコや隆盛を迎えていました。村上春樹が敬愛し、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化もされた「華麗なるギャツビー」の時代と言えばピンとくる人もいるでしょうか。
そんな狂騒の時代、新しい文化や技術が伝統的な常識を打ち壊し、新たな道をひた進もうとしていた頃、女性のファッションにも大きな転換が訪れていました。それまでの伝統的な女性観を覆す「フラッパー」と呼ばれるライフスタイルを持つ女性たちが現れ、それまでのファッションの常識が打ち破られていきました。
最新のファッション誌のグラビアだと言われたら信じてしまいそうな、今から90年も前だとは思えないスタイリッシュさです。第一次世界大戦の戦勝国である日本にもこうしたファッションのスタイルは輸入され、「大正デモクラシー」の波の中で「モボ・モガ」と呼ばれるオシャレな男女が登場してきます。
vintage everyday 1920s The Period of The Female Fashion Outbreak Over 90 Years Ago
中央公論新社
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