中国でロボット工学と仏教が融合を始めたようです。詳細は以下から。
中国、北京郊外に位置する?泉寺。ここにはなんとロボットのお坊さんが実装されています。身長60cmのロボット坊主の名前はXian'er 。への字眉毛がチャームポイントのゆるキャラのような顔立ちで、黄色い袈裟に身を包み、胸の前にタブレットを掲げています。
Xian'erはお経を唱えることができる他、境内を歩き回り、仏教や日常生活に関する簡単な20の質問に答えることができ、車輪を駆使した7つのアクションが可能。ボイスコマンドで指示を出すこともできるということ。
Xian’erを創造したMaster Xianfanによると「ロボット坊主は科学と仏教を融合させることで中国に仏教の英知を広めるための完璧な器だ」「科学と仏教は相反するものでも否定し合うものでもない。両者は結合しうるし、相互互換ですらある」としています。
Xian’erは中国のトップクラスの大学の人工知能のエキスパートと技術会社のジョイントプロジェクトとして開発され、2015年10月に存在が公開されました。しかしソーシャルメディアのオモチャになることはなく、龙泉寺でも姿を現すことは稀で「オフィスの棚で瞑想をしている」ことが多いとのことです。時折姿を現すと…やはり人気のようです。
実際動いている動画は以下から。
Robot monk Crowd pleaser and online friend - YouTube
宗教とロボット、一見真逆にある存在のように思えますが、こうしてみると可愛らしいのでアリな気もしてしまいます。日本でもいつかロボット坊主が修学旅行生を案内するような日が訪れるのでしょうか?
Robot monk blends science and Buddhism at Chinese temple VentureBeat OffBeat by Reuters
Robot Monk in China’s Buddhist Temple Amusing Planet
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