三脚や自撮り棒が不要に?空中に「置く」だけで勝手にホバリングしてくれる超軽量ドローンカメラが開発される



ドローンがまた別の進化を遂げています。詳細は以下から。

カメラを搭載した高性能なドローンについてはBUZZAP!でも紹介していますが、また別の角度から異なった進化を遂げています。

Zero Zero Roboticsの開発したHover Cameraはその名の通りホバリングして撮影してくれるカメラ。カーボンファイバー製で238gと極めて軽量、大きさも18.2cm×13.2cm×3.25cmとコンパクトながら、13メガピクセルの画像と4K映像を撮影可能。


使用しない時は折り曲げるとVHS(編集部注:過去の動画記録メディアの規格)サイズに。


使い方は極めて簡単で、カメラを開いて空中にそっと「置く」だけです。これだけでHover Cameraは空中でホバリングを開始。好きなタイミングで撮影ができます。


また、Snapdragon 2.4ギガヘルツクアッドコアプロセッサを搭載しており、遠隔サーバーなどを必要とせず人間の顔と体をリアルタイムでを認識して自動で追尾することもできます。


撮影にはWi-Fi経由でスマートフォンのアプリを用い、スマホのカメラと同様に撮影が可能。好きなところにホバリングさせておけば三脚や自撮り棒なども不要です。


紹介動画は以下から。実際にふわふわホバリングしているところを見ることができます。

Hover Camera - Introducing the self-flying camera anyone can use - YouTube

夢のようなマシンですが、DJIなどの最新型のドローンに比べると障害物回避能力が弱いこと、小型のため連続ホバリング時間が8分程度であること、野外で風が吹いているとホバリングを保てない場合があることなどが弱点としてあげられています。

もちろんそうしたヘビーユーズを想定していないタイプのカメラであり、よりカジュアルに使いたい人にはぴったりかもしれません。なお、プレオーダーは今年の夏頃からの予定とのこと。お値段は数百ドル程度と、三脚や自撮り棒よりはずいぶんお高くなってしまいます。

Zero Zero lands $25 million for Hover Camera, selfie stick with wings Re code

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