ドコモの2016年夏モデルとして発表された「arrows SV F-03H」のレビューをお届けします。
今回からメーカーの新機種リリースサイクルが「半年に1機種」から「1年に1機種」へと変更されたことを受け、今夏は普及価格モデルを投入した富士通ですが、思わず「それでいいのか」と言いたくなるデザインを採用しています。詳細は以下から。
これが6月下旬発売予定の「arrows SV F-03H」。5.0インチHD(1280×720)IPS液晶にSnapdragon 410(1.2GHz、クアッドコア)、2GB RAM/16GB ROMを備えたAndroid 6.0スマホで、安価なミドルレンジモデルに属します。
背面には1310万画素カメラと2580mAhバッテリー。
背面カメラにはソニーの裏面照射型CMOSを採用。
新たにリアルタイムHDRをプレビューしながら撮影できます。
側面などはこんな感じ。
昨冬発売されたarrows Fitにあった生体認証が外された代わりに、ワンセグを備えたモデルです。
最新鋭のATOK「Super ATOK ULTIAS」も健在。
「隣の客はよく柿食う子旅行客」「貴社の記者は汽車で帰社できしや」など、変換精度を測るためによく使われがちな短文はもちろん……
「高分子ポリマー」「非ユークリッド空間」「アンシャンレジーム」といった単語も変換できます。
筐体にはハードアルマイトを採用しており、10円玉を擦り付けても傷が付かない防水・防塵・耐衝撃性スマホです。
カラーバリエーションは3色。
そんな使い勝手を追求したarrows SV F-03Hですが、一つ問題なのがデザイン。「使い心地とさわりごこちにこだわった質感あるデザイン」をうたっていますが……
Xperia X Performance(右)と並べてみると、恐ろしいほどデザインが似ています。
画面を暗くすると、もはやかなり違いが分かりません。
サイドはこんな感じ。
側面に打たれた「arrows」というロゴを見ていると……
どうしてもXperia Z5を思い出してしまいます。
Xperia Z3とも比べてみました。
万人受けするような高級感あるデザインを目指した結果だとしても、さすがに似すぎていると言わざるを得ないarrows SV F-03H。
途上国のメーカーが有名メーカーのデザインに似せた製品をリリースすることはよくありますが、いくらなんでも同じ国内メーカー同士でここまで似てしまうのは、あまり好ましいことではないのではないでしょうか。
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