IBMのWatsonがボブ・ディランの歌のテーマを解明したとのこと。どんな答えを出したのでしょうか?
IBMの開発した自然言語を理解・学習し人間の意思決定を支援する「コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)」のWatson。単なる人工知能であるに留まらず、大量の非構造化データから洞察を明らかにするテクノロジー・プラットフォームであることが示されています。
このWatson、1秒に8億ページを読むことができ、言葉を学ぶためにボブ・ディランの歌詞全てを読んだとのこと。そして大胆にも彼の歌のテーマを本人に向かって言い放ちます。さて、IBMの誇るコグニティブ・コンピューティング・システムはどんな答えを出したのでしょうか?動画は以下から。
「Watsonとの対話」 ボブ・ディラン + IBM Watson 言葉を学ぶ - YouTube
Watsonによると「あなたのテーマは”時の流れ”と“うつろう愛”ですね」とのこと。ボブ・ディランは「そうかもね(That's sounds about right)」と神妙な表情で返事をしていますが、ファンの皆様的にはこの答えはいかがでしょうか?
冒頭でギターを携えて登場してきたことから、ボブ・ディランがWatsonをギターで叩き壊すといったリアクションを期待した方も多いと思われますが、それはやはりキース・リチャーズのお家芸。Watsonがローリング・ストーンズの歌詞を読んだ時のお楽しみとなりそうです。
Don't Mess With Keith Richards - YouTube
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