戦闘もロボットが行う時代に、グロック26を装備できる遠隔戦闘ロボット「Dogo」
テロリスト鎮圧用に殺傷能力の高いロボットが開発されています。詳細は以下から。
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建物に潜み、人質を取って立て籠もるテロリスト。世界のどこに住んでいても他人事では内世の中になってしまいました。そんなテロリストと対峙する特殊部隊の戦力を大幅に増強させそうなロボットが開発されました。
General Robotics Ltdが開発したDogoは重さ11kgほどのキャタピラのついた小型のロボット。階段の昇降はもちろん様々な障害物を乗り越えて移動できます。8つのカメラを搭載して360度の視野を持ち、コントローラーのディスプレイで確認しながら操作できます。
最大時速6kmで移動可能で、1回の充電で最低2時間稼働します。また、双方向のマイクが取り付けられているため、相手とコミュニケーションを取ったり場合によっては犯人とネゴシエーションを行うこともできてしまいます。
しかし特筆すべきなのは、Dogoはカスタマイズなしの拳銃「グロック26」を装備できること。最大で14発までの弾丸を装填でき、2秒間に5発を発射できます。
発射は同社の開発した「Point & Shoot」インターフェイスによって行われるのですが、コントローラーのスクリーン上で撃ちたい場所をタッチするだけという、スマホゲームのような気軽さです。Dogoには反動吸収機能があるため、射撃精度も極めて高いものとなっています。
実際の動画は以下から。
DOGO? Tactical Combat Robot by General Robotics Ltd. – Full Clip – YouTube
まだAIが搭載されていないこと、空を飛ばないことが救いですが、自分で考えて空を飛びながら拳銃で狙ってくるロボットが開発されるのも遠い未来の話ではなさそう。ターミネーターの世界まで、実はもう半歩ほどのところまで私たちは来ているのかもしれません。
The End Nears Dogo, A Tiny Tank Robot With Glock Pistol Geekologie
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