バーニング・マンがブラックロックシティ付近に温泉付き1500ヘクタールの広大な土地を購入、通年イベント開催へ

バーニング・マンがさらなる進化を遂げることとなりそうです。詳細は以下から。


アメリカ合衆国ネバダ州ブラックロック砂漠で毎年開催されるバーニング・マン。日本でも毎年多くのレポートが行われる程に有名になったこのイベントですが、さらに大きな展開が起こりそうです。

バーニング・マン・プロジェクトは6月10日付けで、毎年バーニング・マンが開催されているブラックロック・シティの33km北に位置する1500ヘクタールにも及ぶ温泉付きの広大な土地、Fly Ranchを購入したことを公表しました。

購入の目的としては、Fly Ranchを利用した通年のイベントやギャザリングなどを開催するためとのこと。また、2011年以降ブラックロック・シティのキャパシティがいっぱいになったことも挙げられています。

購入にかかった費用は6500万ドル(約69億円)と莫大なものですが、バーニング・マン・プロジェクトによるとこの費用はバーニング・マンの収益ではなく「バーニング・マンの主張やスピリットに深い影響を受けた人々による寄付」とのこと。

Fly Ranchには260ヘクタールに及ぶ湿原がある他、ボーリングによって掘り当てられた多数の温泉が存在しています。公式による紹介動画が公開されています。

This is Fly Ranch Burning Man Project – YouTube

過酷なブラックロック砂漠とはまた違った環境となっており、年間を通じた試みが今後行われていくとのことですが、現時点でバーニング・マンの会場の変更や明確なイベントなどは告知されていません。

バーニング・マンに通年のホームができるとなると、いわゆるコミューンの再生とも言える状況が生まれるのかもしれませんが、果たして21世紀にどのような形となるのでしょうか?

Who donated $6.5M to Burning Man for Fly Ranch

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