タイ人に親しまれたプミポン国王が死去しました。詳細は以下から。
現地時間21時にタイ王室庁がプミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)が10月13日に死去したとの声明を発表しました。88歳でした。
プミポン国王は1946年に兄のラマ8世の死去により、18歳で即位。今年で在位70年となり、世界で在位期間が最も長い国王として知られています。
絵画や音楽を始め多趣味で知られ、NIKONのカメラを持った写真などをタイではよく見かけます。またジャズファンとしても知られ、自身もサキソフォンを演奏し、作曲も行っていました。
在位中は政治危機に際して国家元首として国をまとめる役割を果たすなど、名君の誉れが高く、タイでは家庭や店舗などに国王の写真や肖像画が掲げられているのは非常によく見る光景でした。
近年は体調を崩しており、ここ数年は長男であるワチラロンコン皇太子が公務を代行していました。王室は9日にプミポン国王の容態が不安定だと発表していたところでした。
プミポン国王の死去に伴い、政情が再び悪化するとの見方もあり、混乱には十分な注意が必要です。
タイ プミポン国王が死去 _ NHKニュース
タイのプミポン国王が死去 世界で在位期間が最も長い君主
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