どうしても痩せたい怠け者に朗報です。詳細は以下から。
体重は落としたいけれど食事制限も運動もしたくない。それが偽らざる一般大衆の気持ちではないでしょうか。そんな怠け心のあなたにぴったりなダイエット器具が話題となっています。
この器具の名前は「BionicGym」。太股に巻き付けるだけで神経を刺激し、ソファーや布団に寝転がっているだけで1日当たり1000kcalを消費できるという夢のアイテムです。
もちろんこれまで電気刺激を用いて筋肉を刺激して痩せるという器具は掃いて捨てるほど存在してきましたし、そのどれもが卓越した効果を現すこともなく消えていったわけですが、制作者のLouis Crowe博士はこのBionicGymはそれらとは違う革命的なプロダクトであると自信満々です。
Crowe博士によると、BionicGymは単に筋肉を刺激するのではなく、寒い時に動くことなくカロリーを燃やす行為である人間の「震え」のメカニズムをトレースしているとのこと。
Crowe博士がこのアイディアを思いついたのは16年前のこと。冷たい南極海に入った博士は「震え」の効果を身をもって知ることになりました。博士はこの時、寒くなったからといって震えの速度が速くならないこと、その代わりに7~8Hzの周期でより大きく震えることを発見しました。
同時に震えが筋肉の緊張や関節の動きに由来して起るのではなく、それゆえに何もしないままカロリーを消費できる自然な方法であることも発見したのです。
博士はその後、この震えを応用してカロリーを消費するためのデバイスを開発し続けてきましたが、この度Barry Broderickとの共同開発によって最新のBionicGymを開発、これを太股部分に装着しているだけで自動的に震えが起こり、1日当たり1000kcalを消費することができるようになったのです。
BionicGymはクラウドファンディングサイトINDIEGOGOにて資金募集を行うこととなり、目標額の2万ドル(約230万円)を大きく超え、期限の4日前で365634ドル(約2400万円)にまで達しています。
BionicGym_ PROVEN cardio-training breakthrough! _ Indiegogo
動画での紹介はこちら。
BionicGym - PROVEN breakthrough in cardio-training - YouTube
BionicGymの価格は送料別の349ドル(約4万円)と決してお安いものではありませんが、それだけに楽してカロリーを消費したいという怠け者が世界中に存在するという決定的な証拠となっています。
配送時期は2017年の11月から12月を予定しているため、今年の夏のメリハリボディ作りには間に合いませんが、動くのが億劫になる寒い季節に暖かい部屋でごろごろしながらカロリーを燃やすという素敵な時間を持てることになります。
問題は本当に効くのかどうかですが、それは使ってみてのお楽しみ。あなたはこのBionicGymに4万円を投資できますか?
BionicGym - A Leg Muscle Stimulator That Claims to Burn 1000 Calories_Hour while You Lie on the Coach _ Oddity Central - Collecting Oddities
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