ラーメン二郎の京都進出が正式決定、「ラーメン街道」一乗寺にガチンコ殴り込み


ついにラーメン二郎が京都に進出。しかもガチンコの立地です。詳細は以下から。

昨年末から乱れ飛んでいたラーメン二郎の京都店開店の噂ですが、遂に公式に発表されました。


ラーメン二郎京都店の公式アカウントによると、4月2日の日曜日にオープンとのこと。同日にアップされたラーメン二郎 松戸駅前店アカウントからの応援メッセージに掲載されたポスターを見ると、場所は左京区一乗寺となっており、初日は整理券での100食限定。


既にラーメン好きの間では常識となっていますが、京都は日本屈指のラーメン激戦都市であり、その中でも一乗寺は「ラーメン街道」の異名を持つ一代激戦区。ラーメン二郎 京都店アカウントの背景がGoogle地図になっていますが、新たに店舗として構えるのはその叡山電車一乗寺駅の目の前という、この上なくガチな立地です。


京都ラーメンといえば、その他の京都名物の真逆を行く「天下一品総本店」、「麺屋 極鶏」に代表されるポタージュを思わせる濃厚スープのラーメンと、「天天有」「ますたに」系の背脂醤油ラーメンなど、パンチの効いた濃厚さが売り。現在は「らぁ麺 とうひち」「山崎麺二郎」、BUZZAP!でも取材した「煮干そば藍」などバリエーションは大きく広がっていますが、やはり京都のラーメン好きのルーツは「濃厚民族」であることは間違いありません。

もちろんそんな京都には「地球規模で考えろ」「ラーメン大」などの有名な二郎インスパイアの店舗も多数存在しており、その中でも一乗寺のラーメン街道には「ラーメン荘 夢を語れ」「池田屋」「麺将 重厚軍団」「豚人」など、最強クラスの二郎インスパイア系のラーメンを提供する店舗がひしめいています。

京都の二郎インスパイア系は「二郎はラーメンではなく二郎という食べ物」などと言わせることは決してなく、いずれもラーメンとして食べて非常にハイレベルなクオリティを持っていることは断言しておきます。
(写真は「池田屋¥のもの。ミニで呪文はなし)

そんな京都のラーメン街道の、しかも駅の目の前にオープンするというのは並大抵の覚悟ではありません。しかも店主は、公式アカウントのコメント欄によると三田本店で修行し、助手を務めていた筋金入りの「宮本さん」。ラーメン二郎京都店から東に600mほどのところにある名跡、「一乗寺下り松」で吉岡一門数十人をぶった切った宮本武蔵のエピソードを思わせる、この上ない京都ラーメン界への喧嘩の売りっぷりであることは賞賛に値します。

果たして舌の肥えた京都のラーメン好きをぶった切って納得させることはできるのでしょうか?自ら上げまくったハードルを本家本元のラーメン二郎は超えて見せてくれるのでしょうか?非常に期待が高まるところです。

なお、当日は100人限定ということもあり、徹夜行列が発生することは必至。折しも花見シーズンの真っ只中であることも加えると、初日にラーメン二郎京都店を味わうのは至難の業となりそうです。

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