ついにデザインが刷新された「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Compact」徹底解説、一体どこが強化されたのか

先ほどMWC 2018のソニーカンファレンスで正式発表された「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Compact」。

18:9のフルディスプレイを備えたことで、変わり映えしなかったデザインが大きく刷新されましたが、中身はどう変わったのでしょうか。詳細は以下から。

◆Xperia XZ2
まずはXperia XZ2から解説。ゴリラガラス5採用の5.7インチフルHD+（2160×1080、18:9）HDR対応トリルミナスディスプレイSnapdragon 845、4GB RAM、64GB UFS ROM、3180mAhバッテリー、指紋認証センサー（背面）などを備えたAndroid 8.0スマホです。

「X-Reality for mobile」「Dynamic Contrast Enhancer」によって今までの動画をHDR品質にアップコンバート可能。「S-FORCEフロントサラウンド」によって、Xperia史上最大音量となったステレオスピーカーの音に広がりを持たせています。

新搭載の「Dynamic Vibration System（ダイナミックバイブレーションシステム。）」。オーディオデータを分析して本体を揺らすことで、新たな体験を提供しています。

分解したところ。Snapdragon 845によって下り最大1.2GbpsのLTE通信を利用可能。USB Type-C端子はUSB 3.1（5Gbps）やUSB PD、Quick Charge 3.0に対応。Qiを使ったワイヤレス充電もサポートし、IP65/68の防水性能も実現しています。

特筆すべきは背面カメラ「Motion Eye（1900万画素）」で、25mm・F2.0のGレンズ、ピクセルサイズ1.22マイクロメートルの1/2.3型Exmor RS for mobile、BIONZ for mobileを採用。世界初となる4K HDR動画撮影や960fpsでのフルHD（1920×1080）動画撮影を実現します。

18:9ディスプレイ採用によって、スマホには「持ちやすさ」がより要求されるようになっていますが、Xperia XZ2では背面に曲面ガラスを用いたラウンドフォルムを採用。最近の「画面サイズは大きくなる一方なのに背面は平坦で側面は角張ったままのスマホ」にイライラしていた人たちにとって、かなり使いやすくなっています。

カラーバリエーションはリキッドシルバー、ディープグリーン、リキッドブラック、アッシュピンクの4色展開です。

◆Xperia XZ2 Compact
続いてはXperia XZ2 Compact。ゴリラガラス5採用の5インチフルHD+（2160×1080、18:9）HDR対応トリルミナスディスプレイ、Snapdragon 845、4GB RAM、64GB UFS ROM、2870mAhバッテリー、指紋認証センサー（背面）などを備えたAndroid 8.0スマホです。

25mm・F2.0のGレンズ、ピクセルサイズ1.22マイクロメートルの1/2.3型Exmor RS for mobile、BIONZ for mobileを採用した背面カメラ「Motion Eye（1900万画素）」など、基本的な仕様はXperia XZ2と同じ。

背面はXZ2同様、ラウンドフォルムに。XZ2からワイヤレス充電とDynamic Vibration Sysytemをオミットしたモデルと考えれば良さそうです。

カラーバリエーションはホワイトシルバー、モスグリーン、ブラック、コーラルピンクの4色。手のひらサイズのフルスペックスマホ、登場です。

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