Web会議に特化したAI搭載ワイヤレススピーカーフォン「eMeet CoreOffice M2」が発売

かゆいところに手の届く、ビジネスシーンでの使い回しの期待できるワイヤレススピーカーフォンが発売になります。詳細は以下から。

ビジネスの場では気がつけば当たり前のものとなってきたWeb会議。無理な出張をしなくても複数の遠隔地のメンバーがリアルタイムで話をできるメリットは極めて大きいものです。

ですがWeb会議で最も大切な音声でのやり取りを支えるスピーカーやマイクが十分に機能せず、明快なやり取りができずにストレスフルな環境を強いられれば、せっかくのメリットも半減してしまいます。

中国でHUAWEIやHarman、TCL、KugouといったIT企業出身のエンジニアらが設立したeMeet社は、そうしたWeb会議での不満を解消させるべくAI搭載のワイヤレススピーカーフォン「CoreOffice M2」を開発しました。

AI搭載のスピーカーといえば、まずは「Amazon Echo」や「Google Home」などを思い浮かべてしまいますが、「CoreOffice M2」は挨拶を返してくれたり天気やニュースを教えてくれるわけではありません。

あくまでここに搭載されたAI「VoiceIA」は、Web会議をストレスなく、滞りなく進行させるために特化されたもの。具体的には、周辺のノイズを抑制してハウリングも遮断、人間の声を選択的に拾ってブーストさせることができます。

「CoreOffice M2」は4つのマイクで8~10mの距離から360度の音声を集音することが可能。Bluetoothは20m先でも届くとのことで、使う環境の自由度もかなり高めです。またUSBケーブルや3.5mmオーディオケーブルでPCなどに接続して用いる事もできます。

大きさも直径12.5cmで厚みが3.5cmとCD程度の大きさで、重さも290gと持ち運ぶにもコンパクトです。動画での紹介はこちらから。

eMeet OfficeCore M2 Smart Conference Speaker – YouTube

SkypeやLINEといった日本でもお馴染みのアプリが使える他、WhatsAppやWechatなどの海外で主流なアプリにももちろん対応しています。

発売は6月4日で値段は209.99ドル(約23000円)で、現在Amazonから購入可能。カラーバリエーションはブラック、グレー、ホワイトの3種類となっています。

なお、もちろん普通のワイヤレススピーカーフォンとしても使用可能なため、休憩時間にゆっくり音楽を楽しむのにも便利です。

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