「この世界の片隅に」ドラマ版に原作者こうの史代先生がコメントしたところ「 #ゴッドマーズよりも原作に遠い選手権 」が開催されてしまう


まさかこの一言がここまで膨らむとはこうの先生も思っていなかったのではないでしょうか?詳細は以下から。

事の発端は「この世界の片隅に」の原作者・こうの史代先生がTBS系日曜劇場で現在放送されている同作品の連続テレビドラマ版について、ファンの集まる掲示板で発言したこと。

こうの先生はドラマ版に「ご覧くださって、スペシャルサンクスです!!!」と「感謝」の意を述べています。これは実写ドラマ版が「special thanks to 映画『この世界の片隅に』製作委員会」と勝手に表記し、制作委員会に一切関知しておりませんと一蹴されたことを受けたと思われるもの。

脚本については「わたしはいちおう毎回、脚本を見せて貰ってチェックしているのですが、直してもらえるとは限らないみたいです」と説明。原作から改変された部分については「でも大丈夫…『六神合体ゴッドマーズ』よりは原作に近いんじゃないかな!?」とコメントしました。

原作からの改変の度合いを表す例えとして、改変しすぎてほぼオリジナル作品状態になっていた六神合体ゴッドマーズを挙げるという皮肉のあまりの効きっぷりにツイッター民がたまらず反応。こうして大喜利#ゴッドマーズよりも原作に遠い選手権が開始されたのです。さて、いったいどんな作品が登場しているのでしょうか?

まずは今回同様に原作者の鳥山明御大から別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれませんと痛烈なツッコミの入ったこの作品です。


こちらは原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンが激怒したジブリ作品。改変しすぎなのか駄作過ぎるのかという線引きは難しいところですが…。


デザインの大幅すぎる変更で完全な別物になっています。映画から入った子供たちには衝撃ですね。


これは原作というよりも原案やオマージュのレベルなのではないかと感じてしまう例。


ゲームが原作の映画は「トゥーム・レイダース」などの名作も少なくありませんが、まさかこれを映画にするか…という意味でぶっちぎっています。


中高年は懐かしさに胸が震え、若者は「6人いる!」ことに衝撃を覚えそうな作品です。


古典作品も登場。よく考えればドラゴンボールもこれが原作と言えなくもない気もしないではありません。


中国四大奇書からふたつめ。別物として名作マンガになっているのはさすがです。


原作が存在していたことすら知らずに見ていた人がほとんどではないでしょうか?今見ても非常にクオリティが高く、日本にラザニアの認知度を高めたことでも知られています。現在第1話が無料配信中


紹介したのは極一部で、膨大な数の作品がノミネートされています。名作である原作からかけ離れて駄作となった作品もあれば、どちらも名作として並び立つもの、設定やキャラクターをうまく料理して原作を越える名作となったものなど、多くのバリエーションが存在する辺りが非常に興味深いところです。

あなたの中での大賞はどの作品でしょうか?個人的にある意味「風の谷のナウシカ」が上位に入ると思っていますが…?

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