高速モバイルインターネットの先駆けだった「WiMAX」が、いよいよサービスを終了します。詳細は以下から。
UQコミュニケーションズのプレスリリースによると、同社は2020年3月31日をもって初代WiMAXサービスの提供を終了するそうです。
同社は現在、割り当てられた2.5GHz帯の50MHz幅のうち、40MHz幅(20MHz×2)をWiMAX 2+に、残り10MHz幅をWiMAXに割り当てています。
しかしWiMAXの提供が終了する2020年3月31日以降はすべての周波数帯をWiMAX 2+に割り当てる計画。電波の利用効率が上がり、通信速度のさらなる向上が見込めるようになります。
提供終了となる主なプランは以下。必要な時だけ使える縛りなしの1ヶ月プランや1日プランなど、多彩な料金体系が初代WiMAXの面白みでもありました。
UQ Flat年間パスポート、UQ Flat年間パスポートハート割、UQ Flat、UQ Step、UQ 1Day
なお、WiMAX提供終了に伴い、2018年9月30日でWiMAXの新規加入受付が終わるほか、10月1日からWiMAX 2+への移行を促す「おトクに機種変更」キャンペーンをさらに強化。
今までは「UQ Flatツープラスギガ放題」3年契約の場合、特別料金として3ヶ月間だけ月額3696円(通常4380円)に値下がりしていましたが、割引期間が3年間に大幅延長。登録料やWiMAX契約解除料、端末代金も無料です。
ちなみに現時点で無料で移行できるのは「Speed Wi-Fi NEXT W05」「Speed Wi-Fi NEXT WX04」「Speed Wi-Fi HOME L01s」の3機種。モバイルルーターやホームルーターを用途に応じて選ぶことができます。
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