「Galaxy Note 9」や「Xperia XZ3」といった最新のハイエンドスマホと肩を並べる高性能スマホたちが、格安スマホと大差ない価格で販売されています。詳細は以下から。
◆Xiaomi Mi Mix 3
まずは最新スマホ「Xiaomi Mi Mix 3」。コントラスト比60000:1、NTSC比103.8%、明るさ最大600nitの19:5.9美麗フルHD+(2340×1080)有機ELディスプレイやSnapdragon 845を採用した最新Androidスマホです。
本体下部のベゼルも極限まで薄くし、前モデル「Mi Mix 2s」との差を見せつけています。
そんなMi Mix 3最大のギミックが隠れたフロントカメラ。
ネオジム磁石を使ったスライド機構により必要な時にだけフロントカメラが出てくる仕組みで、「OPPO Find X」とほぼ同じコンセプトに。スライド機構は30万回の駆動実験に耐えました。
ソニーの「IMX576」を使った2400万画素フロントカメラ。4つの画素を1つにまとめ、より光を取り込みやすくするクアッドベイヤー技術を採用したスーパーピクセルによって、暗所撮影時はピクセルサイズ1.8マイクロメートルを実現。被写界深度用の200万画素サブフロントカメラと組み合わせることで、昼でも夜でもボケ感ある、きれいな自分撮りを楽しめます。
高画質なフロントカメラを実装しようとするとモジュールやレンズが大きくなるため画面占有率が下がり、その打開策としてノッチが採用されているわけですが、スライド機構を採用したことで「美しい自分撮り」「画面占有率93.4%」「ノッチなし」を実現したのがXiaomi Mi Mix 3です。
もちろん背面カメラにもこだわり。光学手ブレ補正(4軸)に対応した1200万画素の広角(F1.8、ピクセルサイズ1.4マイクロメートル)+光学2倍ズーム(F2.4、ピクセルサイズ1.0マイクロメートル)カメラを搭載しており、DXOMarkのスコア108を実現しています。
「Mi Mix 2s」「Mi 8」と同じカメラモジュールを採用したにもかかわらず、スコアをどんどん引き上げることに成功した背景として、チューニングやアルゴリズムの最適化などが挙げられています。
960fpsのスローモーション動画撮影にも対応。
圧倒的な画面占有率を実現しつつ前面、背面両方のカメラにこだわった1台。それがXiaomi Mi Mix 3です。
3200mAhバッテリーを備え、USB PDとの互換性があるQC4.0+をサポートしたほか、10Wの高速ワイヤレス充電にも対応。
ワイヤレス充電器が本体に付属します。
なお、今回値下がりしたのはグローバル版で、技適マークの問題があるものの大手3社すべての主要周波数帯に対応。
3G(W-CDMA:B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B9/B19、CDMA2000: EVDO BC0/BC1/BC6/BC10)
4G(FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B66、TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 2496MHz-2690MHz)
現在通販サイト「Banggood.com」では6GB RAM/128GB ROMモデルがクーポン「2BGMix3」適用で5万7449円に。OPPO Find Xの実に半額以下という、抜群のコストパフォーマンスを実現しています。
Xiaomi Mi MIX 3 Global Version 6.39 inch 6GB RAM 128GB ROM Snapdragon 845 Octa core Smartphone Sale - Banggood.com
◆Xiaomi Mi 8
続いては「Xiaomi Mi 8」。画面占有率88.5%、コントラスト比60000:1、最大600nitの圧倒的な表示性能を実現した6.21インチフルHD+(2248×1080)有機ELディスプレイを搭載したAndroidスマホです。
もちろんプロセッサはSnapdragon 845。文句なしのフルスペックモデルです。
そんなXiaomi Mi8の最大の武器は背面カメラ。4軸光学手ブレ補正や高速ピント合わせ「デュアルPD」に対応し、光を取り込みやすい1.4マイクロメートルの大型ピクセルを採用した1200万画素広角+1200万画素(広角側F1.8レンズ/望遠側F2.4レンズ)デュアルカメラを備えています。
なんとiPhone XやMi Mix 2sよりも高画質。DxOMARKのスコアは99(写真単独だと105)です。
AIを使って人物などをよりキレイに撮影することも可能。
比較写真を見てみると、まさに「iPhone X公開処刑」といったところでしょうか。
AIのシーン自動認識機能を使えば風景も色鮮やかに。SNS映えを意識した写真を撮ることもできます。
背面カメラに続いて驚かされるのが前面カメラへのこだわり。光を取り込みやすい1.8マイクロメートルの大型ピクセルを使ったF2.0、2000万画素カメラとAIを組み合わせることで、自分撮りもさらにキレイに。
高画質カメラによって正確な顔認証を利用できるだけでなく、赤外線ライト・赤外線レンズによって暗いところでも顔認証ができます。
技適マークの問題があるものの、Xiaomi Mi8は以下の通信方式と周波数帯をサポート。主にソフトバンクやLINEモバイルのソフトバンクプラン、ワイモバイルなどで快適に通信できるようです。
3G(W-CDMA:B1/B2/B4/B5/B8)
4G(FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B20、TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41)
さらにIEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN(2.4GHz/5GHz、MU-MIMOおよび2x2 MIMO対応)やBluetooth 5.0もサポート。aptX-HDなどの高音質無線規格も使えます。
ディスプレイ、処理能力、カメラ性能のすべてにおいてフラッグシップ機にふさわしい仕様の「Xiaomi Mi8」。「Banggood.com」では6GB RAM/128GB ROMモデルがクーポンコード「2BGM86CL」適用で4万2588円。
Xiaomi Mi8 Mi 8 Global Version 6.21 inch 6GB RAM 64GB ROM Snapdragon 845 Octa core 4G Smartphone Sale - Banggood.com
◆Pocophone F1
最後に「Xiaomi Pocophone F1」。コントラスト比1500:1、明るさ500nitの6.18インチフルHD+(2246×1080)液晶を備えたAndroidスマホです。
やはりプロセッサにハイエンドスマホ向けのSnapdragon 845を採用しています。
ごく一部のゲーミングスマホなどで採用されている液冷機構を採用。ゲームを長時間プレイするのであれば、選んでおいて損はありません。
背面にはF1.9、1200万画素(ピクセルサイズ1.4マイクロメートル、デュアルオートフォーカス)およびF2.0、500万画素(ピクセルサイズ1.12マイクロメートル)カメラを搭載。
AIを使って被写体を認識し、常にキレイな写真を撮ることができます。
フロントカメラは2000万画素。
背面指紋認証に加えて、顔認証によるロック解除も利用できます。
バッテリー容量は一般的なハイエンドスマホの約1.3倍にあたる4000mAhです。
各インターフェースをUSB Type-C端子に集約化したモデルと異なり、ヘッドホン端子を備えているため、「充電しながらヘッドホンで音楽再生」も余裕です。
技適マークの問題があるものの、MU-MIMOをサポートしたIEEE802.11 a/b/g/ac対応無線LANやBluetooth 5.0を備えており、国内だとソフトバンク回線で最も快適に利用可能。LINEモバイルのソフトバンクプランがオススメかもしれません。
「ハイエンドスマホの廉価版」という位置付けかと思いきや、かなり作り込まれた感のあるXiaomi Pocophone F1。Xiaomiのハイエンドスマホにしては珍しく、microSDカードで容量拡張もできます。
「Banggood.com」では6GB RAM/64GB ROMモデルがクーポンコード「2F1BG4CL」を適用すると3万1675円まで値下がり。ほぼ3万円の高性能格安スマホです。
Xiaomi Pocophone F1 Global Version 6.18 inch 6GB 64GB Snapdragon 845 Octa core 4G Smartphone Sale - Banggood.com
128GBモデルはクーポンコード「2F1BG62」適用で3万4831円にまで値下がりします。
Xiaomi Pocophone F1 Global Version 6.18 inch 6GB 128GB Snapdragon 845 Octa core 4G Smartphone Sale - Banggood.com
Snapdragon 845搭載でいずれも十分な処理能力を実現した3機種。どのモデルにするか悩みどころですが、各モデルの秀でているところをピックアップすると、以下のようになります。
Xiaomi Mi Mix 3:最新のスライド機構でノッチなし、美しいディスプレイに高画質カメラ、マルチキャリア対応
Xiaomi Mi 8:美しいディスプレイ、カメラの画質
Xiaomi Pocophone F1:コストパフォーマンス
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