日本でもなじみ深かった台湾のスマホメーカーが窮地に立たされています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、3月に発売された「Xiaomi Mi9」が100万台を売り上げる大ヒットを記録したそうです。
Xiaomiはオンライン、オフライン双方の販路やパートナーを着実に拡大するなど、流通システムの見直しを推進。今後は空気清浄機、スマートスピーカー、掃除ロボットなどをはじめとしたスマートホーム市場にも焦点を当てていくとしています。
なお、Xiaomiの隆盛で大きな影響を受けざるを得ないのが、HTCやASUSといった台湾が誇るスマホメーカーたち。
激戦区の普及価格帯からハイエンドへと2社は主戦場を移しつつありますが、次世代プロセッサ「Snapdragon 855」搭載モデルの発売でXiaomiに先行され、差別化に苦しんでいるのが現状です。
「最新プロセッサが世界シェア大手のメーカーに優先的に供給され、戦おうにも同じ土俵にすら上がれない」という状況に陥りつつあるスマホ市場。巻き返しは容易ではありません。
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