【北欧通信Vol.1】フィンランド・ヘルシンキの街並みを歩いてみました

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よいところだと聞きながらもなかなか訪れるチャンスの少ない北欧を訪れたので、その様子をレポートします。

日本からは遠く、馴染みがないように感じがちな北欧。ですが育児や社会保障の充実など福祉社会としての実績や、日本ではなかなか触れられないデザインなど、魅力を感じている筆も少なくありません。

いったい彼らはどんな場所でどのように暮らしているのでしょうか。2018年夏にフィンランドを訪れたので、これからの観光シーズンを前にレポートしてみます。

フィンランドといって、日本人はどれくらいのことを知っているでしょうか?サンタクロース伝説発祥の地で、ムーミンを生み出した国。マリメッコやイッタラ、アラビアなどのポップで秀逸なデザイン、フィンランドメタルをはじめとする独特の音楽。そしてサウナ。実際にフィンランドを歩き、その空気感を味わってみましょう。

実は日本から北欧を目指す時に最も安価で便利な航空会社のひとつがフィンエアー。待ち時間10時間越えのトランジットなどもなく、およそ10時間で日本からヘルシンキのヴァンター国際空港に到着します。


空港からは電車でヘルシンキ中央駅に向かうのが一番楽。この際はReagionalという広域チケットが必要になるので注意してください。1回有効のシングルチケットは1枚5ユーロですが、宿まで移動することなどを考えると初日はデイチケット(14ユーロ)を買ってしまうのもいいかもしれません。


ヘルシンキまではP線とI線の2種類がありますが、どちらに乗っても30分前後で到着します。いずれもおよそ10分間隔なので来た方に乗ってしまえば大丈夫。


途中の駅での車窓から。ホームのベンチや屋根、壁画にマンションの外壁まで、ちょっとしたデザインの美しさが目に染みます。こうした風景がさらりと存在しているのが底力なのかもしれません。



ヘルシンキ中央駅はこんな感じ。建物はヨーロッパの駅舎という雰囲気で重厚ですが、意外とコンパクトです。




中央駅付近を散歩してみましょう。石畳の道路のあちこちにオープンカフェが。短い夏の期間は誰もが日光を求めます。





街中には縦横にトラムが走っており、これが非常に便利。デイチケットを持っていれば本当に足代わりに使えます。とはいえ街自体もこじんまりとしているので散歩してみるのも楽しいもの。



建物のひとつひとつに歴史と美意識が感じられます。



メインストリートであるアレクサンテリンカトゥ通りの光景です。BGMになっているのはチェロの街頭演奏。ヘルシンキの街角ではこうしたアーティストをよく見かけます。


フィンランド人はアイスクリームが大好きとのことでしたが、実際に街中にアイスクリームスタンドがあり、こうした移動式のアイス屋も。いろいろな味が楽しめます。


どう見ても太巻きな寿司ブリトーなる食べ物が売られています。試してみたくもなりますが、10ユーロという値段にはさすがに怯みます。



街の印象はシックにしてポップ。広告にしても街並みの風景を見出さず、調和させていくセンスは非常に落ち着くもの。これに比べると景観条例のある京都ですら広告でゴチャゴチャに見えてしまいます。




ヘルシンキの誇る有名観光地のひとつ、カンピ礼拝堂です。


ミニマルながら暖かみのある造形。ノアの箱舟をふとイメージしてしまいます。


かつては場内の撮影もできましたが現在は撮影禁止になっています。「静寂の礼拝堂」の別名もありますが、その名の通り内部は静謐そのものの美しい礼拝堂でした。


カンピ礼拝堂の広場にあるモニュメント。こうしたアートの香りも街中で感じることができます。


こちらはヘルシンキ大聖堂。観光地というよりもヘルシンキ市民のミーティングポイントと言った方が正確でしょうか。



大階段はこの通り、憩いの場になっています。


大聖堂前のヘルシンキ元老院広場では週末などを中心にイベントが開催されたりもします。訪れた際にも何かのイベントの準備が行われていました。




ここにもアイスクリームの移動販売が。


晴れた夏の日はこんな感じの緩さです。


カモメの緩さがまた何とも言えません。


中に入ってみると華美な装飾があるわけではなく、本当に信徒のための聖堂という感じ。却って生き生きとした宗教施設である事を感じます。






ヘルシンキ大聖堂から徒歩で10分ほどの距離にあるのがロシア正教会のウスペンスキー寺院です。赤レンガ造りの建物は遠くからでもインパクト十分。


手前には恋人たちが将来を誓って南京錠を掛けるLove Bridgeがあります。



近づいてみるとなんとも荘厳です。



ウスペンスキー寺院は内部が凄いと言われていますが、訪れた時は既に閉館時間。夏場のフィンランドは白夜に近く時間感覚がなくなりがちなので、観光する時には注意が必要です。


次回はヘルシンキの台所とも言われるマーケットを訪れてみます。

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