YouTubeやFacebookの投稿などで目にすることの多くなった360度のVR映像。自分で撮影するにはまだ敷居が高いと感じる人も多いと思われますが、撮影後の処理が不要でPC無しの単独配信も可能なVRカメラが登場します。詳細は以下から。
VRカメラはようやくあちこちで見るようになってきたものの、自分で撮影するには高スペックのPCでの複雑で時間の掛かる後処理が必要となるなど、まだお手軽にいつでも撮影できるものとはなっていません。
ですが、面倒な処理も全てVRカメラ内で自動的に行ってくれるとなれば手を出してみようという方も多いのではないでしょうか。
そんな状況を変えるべく、中国・深センのPisofttech社が360度のVR動画やVR画像を撮影できる「Pilot Era」を開発しています。
この「Pilot Era」はプロ仕様の8KオールインワンVRカメラ。AndroidをベースとしたOSを搭載し、これまでPCを使って行っていた映像や動画の後処理も全てカメラ内で自動的に行われます。
またモニタリングや編集、プレビューから設定変更まで、全てをリアルタイムにカメラ内で行う事ができ、OTAアップグレードによりさらなる機能拡張も可能。USB-Cによって周辺機器と接続させることも。
「Pilot Era」は4つのF2.2魚眼レンズとソニーのCMOSイメージセンサーを採用。サイズは15.9cm×6.2cm×6.2cmで、重さも690gと軽量のため片手で簡単に持ち運びできます。
512GBのストレージには6.5時間の8K映像と26000枚の360度画像を格納可能。着脱可能なバッテリーは7200mAhとVRカメラとしては最大規模で、3.5時間の8K映像の連続撮影が可能です。
また「Pilot Era」はイーサネットと4G回線(5Gモジュールへのアップグレードもサポート)、さらにデュアルバンドのWi-Fi回線にも対応しており、PC不要でリアルタイムに4K動画をストリーミング可能となっています。
加えて面白いところでは、GPSを内蔵しておりGoogle Mapのストリートビューにワンクリックでアップロードできる専用モードも搭載しています。
この極めてハイスペックなVRカメラ「Pilot Era」は5月初旬にIndiegogoでクラウドファンディングを開始予定。超早割では3割引で手に入れる事ができるとのことです。
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