昔使っていた携帯電話を充電して、保存されている写真などをプリントしてもらえるauの人気イベント「おもいでケータイ再起動」。
本日から3年ぶりに「au SHINJUKU」で実施されている同イベントのレポートをお届けします。詳細は以下から。
au SHINJUKU入口。あまりの反響に1日150組まで枠を増やした同イベントですが、すでに予約でいっぱいになっています。
イベント会場入口。懐かしのauケータイが飾られています。
会場の様子。あちこちのテーブルでスタッフがイベント参加者のケータイを再起動しています。
動画で見るとこんな感じです。
こちらの親子連れは無事再起動にこぎつけ、中の写真を見ることに成功したようです。
本当にうれしそうで、ついこちらの顔も緩んでしまいました。
スタッフが親身になって再起動できるよう、取り組んでくれているおもいでケータイ再起動。他社ユーザーも参加できるようになったこともあり、中にはVodafone端末を持ち込んでいる人もいました。
movaなどのPDC方式2G(第2世代携帯電話)ケータイ向け充電器たちも、auがさまざまなルートを使ってかき集めてあります。
おもいでケータイ再起動に必要な「バッテリーテスター」と呼ばれる機器。本来はユーザーからの「電池の持ちが悪い」といった苦情に対応するための電池パック故障判定ツールでしたが、今は多くの人の思い出を呼び起こしてくれるアイテムになりました。
データを移すスマホ用の充電器も用意してあります。
おもいでケータイ再起動のヒットを受け、新たに量産されたバッテリーテスター。機能を絞り込んだ簡素なモデルです。
懐かしのauケータイ「A5402S」を持ち込んでいた人がいました。ジョグダイヤルとP.O.Boxの予測変換、最強でした……
充電できるようになったケータイは窓側にある充電器で充電します。iidaのロゴ、懐かしすぎます。
おもいでケータイ再起動の様子を見ていた中、ひときわ目を引いたのがこちらの「手話対応」テーブル。「ファンが付くほどの人気」というau SHINJUKUの手話スタッフが、ケータイを再起動させていました。
手話を使ってにこやかに会話する利用者たち。静かなはずなのに賑やかで、懐かしい写真を見て笑顔あふれている様子は朗らかな気持ちにさせてくれました。
実際に手話でやりとりしている様子。ここまでの手厚い対応ができるのは、さすが大手キャリアといったところです。
「亡くなった家族の写真を再び見ることができた」など喜びの声も多く、実際に泣き崩れる利用者や喜びのあまりスタッフとハグする利用者、ユーザーを大事にする姿勢に感極まってauにMNPする他社ユーザーまでいる「おもいでケータイ再起動」。
ユーザーとキャリアを近づけ、新しい「auらしさ」を形作る試みは、装いを新たに全国展開しようとしています。
おもいでケータイ再起動 あの日を思いだす。いまが動きだす。 | au
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