鳴り物入りで始まるはずが、新型コロナウイルスの影響でしめやかにスタートすることとなった5G。
状況は感染が猛威を振るう世界各地でも変わらず、スマホトップシェアのメーカーたちが苦戦を強いられています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道(1、2、3)によると、HuaweiやSamsungの5Gスマホの出荷が低迷しているそうです。
これは部品メーカー関係者が明かしたもので、コロナウイルスの影響で5Gスマホ向け各種部品の注文が落ち込んでいるとのこと。
また、Appleもアメリカが推進する超高周波数帯「ミリ波(mmWave)」を使った5G iPhoneの開発していますが、量産を少なくとも1ヶ月延期する可能性があるなど、非常に不透明な状況となっています。
世界的に広がりを見せる矢先でいきなり躓いた感のある5G。Samsung、Huawei、Appleの3強が苦戦する珍しい事態となっています。
しかしコロナウイルスの流行が比較的抑制されている中国で5Gスマホ市場が回復し始めたとされているため、一番最初に立ち直るのはHuaweiかもしれません。
コメントを見る
・関連記事
「ファーウェイの5Gにノキアやエリクソン買収で対抗するから同盟国は金を出せ」とアメリカが提案、「歴史上初めて次世代技術でリードしていない」と懸念 | BUZZAP!(バザップ!)
5G基地局からファーウェイ排除を進める理由、アメリカ国防総省のレポートから明らかに | BUZZAP!(バザップ!)
「ファーウェイの5G基地局を使わなければ減税」携帯各社に法人税の軽減など優遇措置 | BUZZAP!(バザップ!)