テレワーク需要急増で「WiMAX 2+ルーター」大人気、一部の端末が枯渇する事態に

新型コロナウイルスの影響でテレワークが急増する中、元祖高速・大容量モバイルインターネット「WiMAX 2+」が大人気となっています。詳細は以下から。


◆テレワーク需要でWiMAX 2+ルーターの一部が在庫切れに
KDDI傘下のビッグローブが提供する「BIGLOBE WiMAX 2+」公式ページによると、「ご好評により、非常に多くのお申し込みをいただいており、一部のデータ端末の在庫が枯渇しております」と案内されています。

確認してみたところ、枯渇しているのは2機種。まずはホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」。コンセントにつなげば工事不要でギガスピードのインターネットを楽しめる1台です。

360度全方位カバーする4本の高感度アンテナと「Wi-Fi TXビームフォーミング」によって、屋内など電波が弱い場所でのWi-Fi受信速度が平均30%アップ。快適なモバイルインターネットを楽しめます。

「いつでもどこでも高速・大容量通信を楽しみたい」という人向けのモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」も在庫切れに。「高性能ハイモードアンテナ」および「Wi-Fi TXビームフォーミング」によって屋内でのWiMAX 2+受信速度、電波が弱い場所でのWi-Fi受信速度をそれぞれ平均20%向上させています。

「HUAWEI HiLink」アプリをダウンロードしたスマホで電波の強い場所を確認し、ルーターを設置できる「ベストポジション機能」や、あらかじめ設定したデータ量になると「ハイスピードプラスエリアモード」から月間データ容量制限のない「ハイスピードモード」に自動的に切替わる「通信モード自動切替機能」も備えています。カラーバリエーションは2色。

いずれのモデルも256QAMと2×2ないし4×4 MIMOを用いた「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の5波キャリアアグリゲーションで下り最大1237Mbps/上り最大75Mbpsを実現しています。

なお、UQコミュニケーションズ公式オンラインショップでは「Speed Wi-Fi HOME L02」が在庫切れとなっているものの、「Speed Wi-Fi NEXT W06」は販売中。他にもNEC製のルーター2機種を選ぶことができます。

◆実際のところ、WiMAX 2+はテレワークに使える?
WiMAX 2+でテレワーク環境を構築するにあたって、どうしても気になるのが「通信量制限は問題ないのか」という点。

UQコミュニケーションズ公式サイトでは「直近3日間で10GB以上」を超過すると1Mbps程度に速度制限を行うと告知していますが、制限が行われる時間帯は18時~翌日2時ごろ。つまりどれだけ使っても仕事をしている昼間の時間帯は制限がかからないわけです。

さらに今年2月から格安スマホ・UQ mobileとのセット割引「ギガMAX月割」が強化され、月額5000円台で利用できるように。

UQ mobile最大の武器となるデータ量カウントなしの「節約モード(300kbps)」を使ってみたところ。賢く使えば最も安価な「スマホプランS」でも快適なスマホライフを楽しめてお得です。

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