酒造メーカーが供給に乗り出した消毒用アルコールを、よりお安く買うことができるようになります。詳細は以下から。
長崎県の酒造メーカー「壱岐の華」のプレスリリース(1、2、3)によると、同社は高濃度スピリッツ「IKINOHANA ALC.62(壱岐の華 アルコール62%)」を5月11日から発売するそうです。
「IKINOHANA ALC.62」は消毒用としても使える62%のアルコールを使った製品で、容量は500ml。価格は酒税310円を含む1480円となっています。
なお、今まで酒造会社が製造する高濃度アルコール製品にはアルコール度数に応じた酒税が課されていましたが、国税庁が5月1日に「不可飲処置が施された高濃度アルコール製品」に関して、酒税を課さないことを通知。
これにより「酒造会社が税務上の申請を行った特定の直接販売」という条件付きではあるものの、酒税310円を含まない価格で提供できるようになったため、従来のスピリッツの6割程度の価格で供給できるとのこと。
酒税が免除されたものの販売にあたっては「飲用不可」を表示したラベルが必要で、まずは医療機関や福祉施設への出荷を開始するとしています。
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