中国発のスマホメーカー・Xiaomiが「脱中国」を進めています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Xiaomiが2020年第1四半期のスマホ販売シェアでSamsung、Apple、Huaweiに次ぐ4位に輝いたそうです。
Huaweiをはじめとする中国のスマホメーカーは旺盛な国内需要を取り込みつつ、世界各地に販売網を拡大することで成長を続けていますが、Xiaomiの特徴的な点は「中国国内では700万台しか出荷していない」という点。
にもかかわらず世界シェア4位に上り詰めた背景として、シェア25%以上を誇るインドをはじめ、スペインほかヨーロッパ市場などの海外市場で伸びていることが挙げられています。
なお、中国国内でのXiaomiはHuaweiどころかOPPOにも差を付けられており、しかもその差が拡大しているのが現状。
しかし新型コロナウイルスの流行が穏やかになり、インドやヨーロッパほかの市場が回復するにつれて急速にスマホ出荷が伸びるのではないかと期待されています。
また、先日発表された「Xiaomi POCO F2 Pro」も成長の好材料に。6.67インチ有機ELディスプレイやSnapdragon 865 CPU、ソニーの最新センサー「IMX686」採用の6400万画素カメラを備えた5Gスマホにもかかわらず、破格で販売されています。
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