5Gの普及に弾みを付けるべく、ドコモが格安スマホを投入します。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモの吉沢和弘社長が2020年内に低価格な5Gスマホを投入するそうです。
これはドコモの5G契約者数が17万人と、2021年3月期の計画(約250万人)の1割にも満たないことを受けたもの。背景にはすでに発売された5Gスマホの大半が10万円を超すなど、スマホ本体の高価格化が挙げられています。
なお、想定している価格は5~8万円で、仕様などの詳細は今後メーカーと詰める予定。納入実績のあるZTEや日本市場での拡大を急ぐOPPO、Xiaomiなどのグローバルモデルをローカライズしたものになる可能性も十分考えられます。
ちなみにXiaomiは2万円台でSnapdragon 855相当の処理能力を実現した5Gスマホ「Redmi 10X」シリーズを商品化済み。
価格を抑えることを第一に考えた場合、どうしてもスケールメリットを生かせる大手メーカーのほうが有利なため、必然的にSamsungや中国勢頼みになるとみられます。
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