「全機種5G対応」を打ち出したiPhone 12に、思わぬ落とし穴がありました。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのがiPhone 12およびiPhone 12 miniの対応通信方式およびバンド。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天が5Gを提供するBand n77、n78、n79と呼ばれる6GHz以下の周波数帯「Sub-6」をサポートしているものの、Band n257と呼ばれる28GHzの超高周波数帯「mmWave(ミリ波)」はサポートしていません。
上位モデルにあたるiPhone 12 ProやiPhone 12 Pro Maxでも同じです。
Sub-6よりさらに広い帯域幅があるため、数Gbpsの超高速通信を実現できる「mmWave」非対応となった国内版iPhone 12。
しかしmmWaveは基地局1台がカバーできるエリアが驚くほど狭く整備に時間を要する上に、少し端末の向きを変えただけでも速度に影響が出てしまうほど遮蔽物に弱いため、使えなかったとしても当面困ることはなさそうです。
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