折り紙というフォームを使ったまごうことなき芸術作品です。詳細は以下から。
23歳のフィンランド人折り紙アーティストJuho Könkköläさんは50時間掛けて1枚の紙から極めて精密な、鎧の質感までを作り込んだ「鎧武者」の折り紙を作成しました。
Könkköläさんは95cm×95cmの画仙紙を用い、各種の折り紙技法を駆使して全長28cmの鎧兜に身を包み、日本刀を手にした鎧武者を作り上げてしまいました。
数百のステップがあり、折った回数は数千回にも及ぶとKönkköläさんは述べています。一番難しかったのは鎧の細かいパターンの折り込みだったとのこと。
こちらが作成途中の様子。これがあの精密な作品になってゆくことを考える時が遠くなりそうです。
Könkköläさんは折っている様子をすべて動画で撮影し、公開しています。1枚の紙が鎧武者へと作り込まれていく様子はまさに神業です。
折り紙という文化の底の深さを改めて見せてくてくれる作品となりました。なお、Könkköläさんのこれ以外の作品は公式サイトやInstagramで多数見ることができます。
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