見ているだけで脳がバグりだす、グリッチにまみれた木造彫刻

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木の質感とグリッチの組み合わせに斬新さを超えた不安を掻き立てられる作品群となっています。詳細は以下から。

この世界が作られたものならば、そのどこかに綻びやバグがあるのではないか。そんなことを考えたことはないでしょうか?

精密で限りないこの宇宙のどこかに、そんな見てはいけない暗い深淵がこっそりと口を開いているのではないか。ふとそんな想像を掻き立てられてしまう作品です。

これらの木造彫刻を作成したのは台湾のアーティストHsu Tung Hanさん。伝統的な彫刻の技法を用いながら、複数の素材を組み合わせて作品を作り上げているのですが、その一部がデジタル画像のピクセルを思わせるグリッチと化しています。



最も新しい作品は野球のキャッチャーがまさにボールを受けようとしているもの。この作品ではグリッチはダイナミックな躍動感を演出しているように見えますが、他の作品ではまた違った役割を与えられているかのようにも見えます。





もちろんこれらの解釈は最終的には見る人に委ねられるものですが、伝統とアヴァンギャルド、アナログとデジタルといった対立要素が組み合わされ、私たちはまるで世界の隙間のバグを覗き込んでいるような気分になります。





奇妙な居心地の悪さと共に何とも言えない背徳感さえ漂わせるHsu Tung Hanさんのこれ以外の作品は公式flickrから閲覧できます。グリッチのない作品もありますが、いずれも不思議な不穏さを抱えています。気になった方はぜひチェックしてみて下さい。

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