110年前の「グループ自撮り」のあまりに斬新な撮影模様



みんな大好きな自撮りですが、1世紀以上前の人々も自撮りを楽しんでいました。

しかも、なかなかに斬新な手法で友人たちとのグループ自撮りを撮影しています。詳細は以下から。

若者たちを中心に自分の画像を撮影してSNSに掲載する流行がはじまり、ついに「セルフィ―(Selfie:自撮り)」という言葉をオックスフォード英語辞典が「今年の言葉」に選ばれたのは急速にスマホの普及が進む2013年のこと。

ですがそれよりはるか昔から人々は自分のことを、そして時には家族や仲間たちとの「自撮り写真」を、時にはびっくりするようなアイディアを駆使して楽しんできたのです。

1911年にチェコ共和国で撮影されたのがこちらのグループ自撮り。おそらくは仲の良い知人友人と思われる5人の男女が空を見上げながら思い思いにポーズで写る、なんとも味わいのある一枚です。


今ならば「ドローンで撮ったのかな?」と思える構図ですが、当然そんなものは存在していません。自撮り棒も見えませんが、そもそも自撮り棒で撮影が可能なカメラも存在していません。

ではどうやったかというと、それがこちら。三脚のような棒の上にカメラが設置されていますが…。


なんと「三脚の中に火薬を詰め、カメラを情報に射出して上空から撮影」するという極めて斬新なもの。極めて原始的ながらある意味「航空写真」とも呼べるかもしれません。


ブレたりカメラが明後日を向いたりせずにしっかり被写体を撮影できるものなのか、それともこの写真が「奇跡の一枚」なのかは不明ですが人類の自撮りに対する情熱は並々ならぬものがあるようです。

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