5.7K超高画質360度カメラにアクションカムが融合の「Insta360 ONE X2」徹底レビュー、盤石の手振れ補正にIPX8防水対応の手のひらオールインワンモデル



強力な手振れ補正機能に加えて360度を余さず撮影でき、アクションカメラとしての機能を高度に併せ持つ「Insta360 ONE X2」。

驚異的な自由度を持ちながら、使いやすいアプリで狙った動画も手軽に編集できてしまうこの1台。手にする機会があったので徹底的に触ってみました。詳細は以下から。

Insta360 ONE X2はInsta360が軽量コンパクトサイズながら、5.7Kという超高画質の360度カメラ。前機種にはなかった360度タッチディスプレイを搭載し、360度のシーン全体のプレビューができるようになっています。



IPX8防水対応で、保護ケースなしで10mまでの水中利用も可能という完全なアウトドア仕様。なお、専用の保護ケースを用いれば水深45mまで潜航でき、スクーバダイビングの最大深度にまで対応します。


「Insta360 ONE X2」の強みは、360度撮影に加えて「ステディカムモード」で片側のレンズのみを用い、標準的なカメラと同様の撮影もできること。


ジンバルカメラ級の超強力な手振れ補正を効かせながら、「超広角」「広角」そしてゆがみの少ない「リニア」の3種類の画角で撮影できます。これによって撮影後の編集の労力を大幅に減らし、手軽にSNSやVlog用の動画素材を撮影できてしまうのです。


バッテリー容量も1630mAhと前機種から55%増加し、5.7K動画が80分連続で撮影できてしまいます。なおMicro SDカードは最大1TBにまで対応。


さらに音にもこだわります。4方向に取り付けられたマイクで360度のアンビソニック録音を実現。スマート風切り音低減アルゴリズムによって野外でも風のノイズを低減してクリアに残したい音声を取り込めます。


これだけの機能がポケットサイズに詰め込まれており、まさしくオールインワン仕様と呼ぶにふさわしいスペックとなっています。それでは実機を開封してみます。横にあるのは「バレットタイムハンドル 自撮り棒」。


見た目は非常にシンプル。


同梱されているのは本体の他にレンズ拭きの布とソフトケース、USB Type-Cケーブルに取扱説明書。


バレットタイムハンドル 自撮り棒」の中身はこちら。文字通り「マトリックス」シリーズで話題となったバレットタイム風の動画を撮影するためのセットなのですが、むしろ自撮り棒(左)+三脚(右)としても非常に有用です。


手に持ってみるとこのとおりのポケットサイズ。360度撮影で指が映り込むことを考えると、自撮り棒を使った方がよいかも。


自撮り棒を装着するとこんな感じに。持ち方次第で地面スレスレからの動画も、疑似ドローン的な高所からの動画も思いのまま。


三脚としてはこのとおり。タイムラプス動画を撮影するにはこれ。下部の三脚部分だけでもいいですし、自撮り棒を上部に装着すると高めの位置から撮影できます。


本体下部にはカメラ用のネジ穴があるため、手持ちの三脚を使うこともできます。


バレットタイムハンドルとして持つとこんな感じに。三脚部分の横に自撮り棒を取り付けてグルグルと振り回しながら撮影します。


実際に撮影してみたところ。後半はスピードを変えてみています。


編集用の専用アプリ「Insta360-for ONE R, ONE X2, ONE X」(iOS/Androidも非常に優秀。

360度映像であれば、動画の要所要所に画面内の中心を表す「キーフレーム」を設定することで、それらのキーフレーム間をスムーズに移動する形で簡単に動画が編集可能。


そのフレームに対して視点を調整し、ズームなども任意のタイミングで入れられます。後述の「ディープトラック」もここから編集可能。



撮影後に画面のアスペクトを16:9やInstagramなどの1:1、TikTokの16:9など様々な比率に調整することも。動画全体の長さをトリミングしたり、スピードの変更もできます。


人物や動物、物体などの被写体に継続的に画面中心にフォーカスできる「ディープトラック」は非常に便利。


ここでは歩きながら撮影し、川の中のシラサギに「ディープトラック」を適用しています。後半はスピードを1/2にしています。


また、ジンバルカメラなどでもおなじみのタイムラプス動画も撮影できます。視点を編集のみで変えて行けるため、いわゆるモーションラプス動画も非常に簡単。カメラを持ちながら移動すればそのままハイパーラプス動画になります。


ということで、アクションカメラやジンバルカメラにできて「Insta360 ONE X2」にできないことはもはやないのではないかという万能さと自由度となっています。撮る側のセンスとアイディアでどこまでも掘り下げていけそうです。

加えてアプリ内では多数のテンプレートによるAIを使った自動編集もできるため、ひとまずいろいろ撮ってみてはAIにお任せし、気に入ればそのままSNSにアップといったお手軽運用も可能。

初心者からヘビーユーザーまであらゆる段階の使い方を網羅した、オールインワンな360度カメラ「Insta360 ONE X2」。以下の通販サイト「Banggood.com」ではクーポンコード「BGCuponation10」を入力することで国内価格よりも8000円も安い4万5879円にまで値下がりします。

Insta360 ONE X2 - Banggood.com


なお専用のバレットタイムハンドル 自撮り棒は国内価格よりも1500円以上安い4289円に。
Insta360 ONE X2 Accessories Bullet Time Set - Banggood.com

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