1万円台のフルHDプロジェクター「Xiaomi Wanbo T2MAX」レビュー、片手サイズで家じゅうどこでも映画館に



スマホやタブレットでの動画鑑賞では迫力がどうしても足りない…。

そんな人にぴったりの、手軽に場所を選ばず大画面を満喫できるポータブルプロジェクターが1万円台で販売されています。詳細は以下から。

今回紹介する「Wanbo T2MAX」は、Xiaomi製のコンパクトながらフルHD(1920×1080)の解像度を誇る、輝度200ANSIルーメンのポータブルプロジェクターです。



11cm×14cm×15cmで重さは900gと、子供でもラクラク持ち運べるサイズです。ちょっとした棚や机の上などに気軽に置け、収納スペースにも困りません。


投影距離は1~3mで、1.2~2mが推奨距離と、日本の部屋のサイズ的に非常に取り回しのしやすい仕様です。2.5mで80インチ、3mで120インチの画面になります。


また底面には三脚用のネジ穴が付いており、カメラ用三脚に立てたり、天井から吊るしての投影も可能(画像の反転する吊り下げモードあり)です。

斜めに映った画面を調整する「台形補正」機能は非常に強力。縦横±40度までデジタル補正できるため、投影場所と置き場所が正面でなくとも大丈夫です。


Wanbo T2MAXはAndroidをベースとしたOSを内蔵。Wi-Fi経由で単体でWebブラウジングやYouTubeなどの動画視聴もできます。とはいえスペックはそれなりなので、あくまで補助的な機能と考えておくのがよさそう。


またMiracastアプリを用いてスマホやPC、タブレットの画面をミラーリングすることも。こちらはミラーリング元のスペックが大きく影響します。


やはり最も相性がよいのはAmazon「Fire TV Stick」やGoogle「Chromecast」、Apple「Apple TV」などをHDMIケーブル接続し、純粋にプロジェクターとして使う方法。いずれもコンパクトなため「Wanbo T2MAX」に差したまま持ち運べます。


もちろんPCからHDMIケーブル接続も可能なため、プレゼン用にも利用できてしまいます。


音に関しては3Wのスピーカー2発を搭載し、8畳くらいの広さでの映画鑑賞なら十分な音量とクオリティを実現。より音にこだわるならスピーカーに有線接続できる他、Bluetoothスピーカーに音を飛ばすこともできます。


また排気ファン3つラジエーター2つという強力な排熱システムを搭載しながら、かなりの静音設計になっています。静かな映画を楽しんだり夜中に寝室で使う時にはかなりありがたいところ。


まだまだ映画館やコンサートなど外出に警戒が必要な状況が続く中、手間いらずでおうち時間を充実させる非常に便利なガジェットです。


では実機を見てみましょう。清潔感を押し出した外箱に変換プラグが同梱されています。


白を基調としたスッキリしたデザインの外装。邪魔にならないシンプルさです。


中身は本体以外にはケーブルと説明書のみ。電源は日本仕様ではないため変換プラグを使います。HDMIケーブルは入っていないので注意。


本体上部です。電源スイッチとピントあわせ用のダイヤルのみ。


側面にはスピーカー。前面下部には熱を逃がすための大きな排気口があります。


背面です。画像左から電源口、キーボードやマウス、ストレージ用のUSBポート。HDMIジャック、ヘッドフォンジャックです。


下部の三脚用ネジ穴です。


ティッシュ箱と比べるとこんな感じのサイズ感です。かさばるプロジェクターが多い中で、どこにでもポン置きできるのは嬉しいところ。


「Fire TV Stick」を差し込んでみました。横幅が膨らまないのは高ポイントです。


「Fire TV Stick」からBuzzap!の動画を見てみたところ。昼間に家庭用の遮光カーテンを閉めていますが、多少光は漏れています。


こちらは同じ動画を夜間に室内の電気をすべて消して投影してみました。4K画質などを求めない限りは十分に満足できる映像のクオリティです。


台形補正を試してみたところ。ここまで斜めに映しても…。


ここまで長方形に補正できます。縦横共に補正できるのは大きな強み。


今回は効果検証のため極端に台形補正しているため片側がピンボケしていますが、投影距離が長くなるとかなり強めに補正してもほとんど気にならないレベルになります。

動画で実際に補正しているところです。四隅の位置を動かすだけなのでかなり簡単。


技適の問題はありますが、自宅用に十分なスペックと拡張性を持ち、家じゅう気軽に持ち運べるコンパクトさの「Wanbo T2MAX」。

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Xiaomi Wanbo T2MAX - Banggood.com


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