「イージー・ライダー」のデニス・ホッパーがレンズ越しに見た60年代の日常風景

あの名作映画のシーンの数々には、デニス・ホッパーが見つめ続けた日常風景の裏打ちがありました。詳細は以下から。


アメリカン・ニューシネマの代表作として知られる映画「イージー・ライダー」。その監督と主演を務めたデニス・ホッパーは画家や写真家としても知られる人物です。

彼は1969年に「イージー・ライダー」を発表する前の60年代前半にハリウッドで冷遇されていた時期があり、これらの写真はその時期に撮影されたもの。







デニス・ホッパーは「いつか何らかの影響を持つと考えたことをやっていた。いろいろな意味で、これらの写真によって私は創造的であり続けられた」と語っています。







実際に彼のレンズで切り取られた60年代の、社会の片隅の風景は明らかに「イージー・ライダー」へと結実していることが分かります。






公民権運動やベトナム戦争、ヒッピームーブメントにフリー・スピーチ運動など、社会の分断と変革が荒れ狂った60年代という時代の熱度が確かにここには秘められています。






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