【速度比較】「auは500Mbps、楽天は10Mbps」iPhone 13商戦に『基本料0円』で激突のauと楽天モバイルの通信速度を比べたら整備不足が浮き彫りに

iPhone 13商戦でauと楽天モバイルが「基本料0円」で激突する中、「楽天モバイルって本当に使えるの?」という声が読者から寄せられたため、ぶっちゃけたところをお伝えします。

先週お届けしたエリア比較に続く第2弾は、通信速度の比較です。詳細は以下から。


◆「auは5G、楽天は4G」になる主要駅、整備不足で通信速度低下も
それではさっそく、平日夜のJR新宿駅でauと楽天モバイルの通信速度を比較。今回はiPhone 13と対応エリアが同じiPhone 12 Proを2台使って比較してみました。

新宿駅といえば西口そばのヨドバシカメラで「auは5G、楽天モバイルは圏外」となった因縁の場所。なお、世界で一番乗降客数が多い主要駅です。

速度測定の様子。auは5Gで下り143.7Mbps、楽天モバイルは4Gで下り16.2Mbpsと10倍近い差が付いています。

しかし楽天モバイルのネットワークは速度が安定せず、auが下り172Mbpsを叩き出したのに対し10Mbpsを切るケースも。対称的に上り速度は出ているため、単純に基地局1台あたりの接続ユーザー数が増えすぎてしまい、整備が追いついていないとみられます。

続いては乗降者数世界2位の渋谷駅。やはりauは5Gで楽天モバイルは4Gになります。

400Mbpsを超えたauに対し、20Mbps台となった楽天モバイル。その差はおよそ20倍近くあります。

速度測定の様子。10倍程度に差が縮まることもあるものの、どうも安定しない印象です。

ちなみに楽天本社から一番近いターミナル駅となる東急田園都市線の渋谷駅ではau(左)がアンテナピクト4本なのに対して、楽天モバイル(右)は圏外に。

かろうじてつながっても、ラッシュ時でもないのに3Gと変わらない速度しか出ません。理由などの詳細は先日公開したエリア比較記事で解説しています。

◆開けた場所でも安定しない楽天モバイルの4G、5G
さすがに駅だけの速度比較をお届けするわけにはいかないので、開けた場所となる渋谷駅前スクランブル交差点での通信速度をチェック。

auは500Mbps、楽天モバイルは10Mbpsを切りました。

まさに桁違いの通信速度です。

速度測定の様子はこんな感じ。

楽天モバイルの速度が多少上振れすることもあるにはあるものの、桁が1つ違うのは変わりません。

不思議なのが「どうやら渋谷駅前スクランブル交差点は楽天モバイルの5Gエリアらしい」という点。

しかしアンテナピクトは立っているのに4G、5Gが勝手に切り替わるなど安定せず、誰もが「5G」と聞いて期待するようなパフォーマンスも出ません。

エリアの広さの問題に加え、すでにエリア整備されている場所であっても今度は通信速度が安定しない問題に見舞われる楽天モバイル。しかも今回測定した通信速度は、ラッシュ時のピークをあえて外した数字です。

また、エリア内にもかかわらずデータが流れない「パケ詰まり」も確認されており、『ドラクエウォークやポケモンGOなどのゲームで著しくストレスを感じる』という読者からの報告もありました。

「エリアでも通信速度が出ない、パケ詰まりが起きる」というのは2010年代初頭のLTE普及期に大手3社が経験した事態。どうやら楽天モバイルでは当面「いつでもどこでも快適に高速通信」というわけにはいかないようです。

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