環境保護を求めるEUの新方針によりUSB Type-C端子を導入せざるを得なくなったApple。
猶予期間があるため、移行には数年かかると思われていましたが、思いのほか早く動くようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、AppleがiPhone 14 Proに対してUSB Type-C端子の導入を考えていることを複数の業界関係者が明かしたそうです。
欧米が進める充電器の統合や環境問題が背景にあることから、遅かれ早かれ移行することは確定しているものの、より現実的な問題がLightningの伝送速度。
2012年から用いられているLightningはUSB 2.0対応で480Mbpsしかありませんが、もしAppleがアピールする映画のような4K ProResビデオをiPhone 13 Proで撮影した場合、2時間でファイルサイズは約720GBに。
PCやMacなどに有線で伝送しようとすると実に3時間45分もかかってしまうため、インターフェースを大きく刷新する時期が来ているわけです。
なぜかiPhone 14 Proと対象モデルが限定されているのが気になる今回のリーク。
今なおiPad ProはUSB Type-C端子、iPadはLightning端子であることを考えると、差別化要素としてProから先に実装していくということなのでしょうか。
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