GAFAを筆頭としたビッグテックの中でも信用度に大きな差がついていることが分かります。詳細は以下から。
ワシントンポスト紙が1058人のアメリカ人に行った世論調査によると、アマゾンやGoogleはAppleやマイクロソフトよりもユーザーの個人情報の管理について信用できるとの結果が出たそうです。
調査ではFacebook、TikTok、Instagram、WhatsApp、YouTube、Google、マイクロソフト、Apple、アマゾンの各企業・サービスに対し、自分の個人情報をどれくらい責任を持って取り扱っていると信じているかを質問。結果は以下のとおりです。
最も不信が大きかったのはFacebookの72%で、中国発のTikTok、Facebook傘下のInstagramが続きます。不信が半数を切ったのはアマゾン、Google、Apple、マイクロソフトの4つのみ。
その中でも信用できるとした人が過半数となったのはアマゾンの53%だけで、Googleの48%が続いています。Appleは44%、マイクロソフトは43%となっています。
全体としてSNSへの信用が低くなっていますが、これは各種SNSで頻繁に表示されるターゲット広告や、YouTubeの「次の動画」のように個人情報を収集していることが明確に分かることに起因しそうです。
もちろんアマゾンで買い物をすると「あなたのお買い物傾向から」といったおすすめが表示され、閲覧しているだけでも「閲覧履歴からのおすすめ」が表示されます。
この辺りの感覚は興味深いところですが、そもそも買い物が前提のサイトなために抵抗が少なくなっているとも考えられそうです。
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