もはや自動車である以上に「概念」と言っていいのかもしれません。詳細は以下から。
セレブリティといえばリムジン。胴長の高級車からセレモニーに颯爽と降り立つハリウッドセレブの姿はテレビでもおなじみです。
そんなリムジンの中には実際に走行するためではないオラついたコンセプトモデルも多数あるのですが、中でも他を寄せ付けないのが80年代に作られた「ワイドリムジン」です。
横に2台のリムジンを連結させた形状で幅は普通の車の2.5倍、長さは9m以上にも及びます。
無駄に広い車内空間に敷き詰められたふかふかそうな絨毯がラグジュアリー感を演出しています。
水着の美女たちがビーチバレーできてしまうほどの大きさと言えば想像しやすいでしょうか…。
このワイドリムジンを作ったのは「The King of Show Cars」と賞される自動車デザイナーのジェイ・オーバーグ氏。
オーバーグ氏はあのデロリアンやバットモービルもデザインした人物で、100を超えるハリウッドの映画やテレビドラマ向けの自動車をデザインしてきました。
ワイドリムジンはショーから次のショーに向かう際には左右に分割することができ、しかもそれぞれで走行することもできたといいます。
無邪気なまでの明るさすら感じさせるこんな自動車、今後登場することはあるのでしょうか。
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