データを盗んでスマホを初期化、Android向けウイルス「BRATA」新種がGPS追跡やスクショ盗撮など凶悪すぎる進化を遂げてしまう


世界で最も利用者の多いOSとなったAndroidに凶悪すぎるウイルスの新種が現れました。

安心できるアプリ以外はダウンロードしない方が良さそうです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、かつてAndroid向けに猛威を振るったリモートアクセス型トロイの木馬「BRATA」の新種が登場したそうです。

新種の1つ「BRATA.A」はGPS追跡機能やスマホを工場出荷時にリセットする機能を追加したほか、「BRATA.B」は同じ機能に加えて銀行のオンラインサービスへのログイン情報をキャプチャすることが可能に。

さらにユーザー補助機能を悪用して画面に表示されている情報をスクリーンショットできるため、『情報を盗み取った挙げ句にスマホが初期化される』という、身も凍るような事態を招いています。

なお、新種の恐ろしいポイントがアンチウイルスサービスなどを回避してしまうところ。

最も有効な対策として「アプリにユーザー補助や管理者権限を与えない」「ある程度信頼できるアプリ配信プラットフォーム(Playストアなど)を使い、不審なアプリはダウンロードしない」などが挙げられます。

イギリス、ポーランド、イタリア、スペイン、中国、ラテンアメリカなどで流行中のBRATA新種。万が一、日本向けの亜種が出てしまった時のことを考えて用心しておくに越したことはありません。

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