ドローンを使うことで、災害時でもいち早くエリアを復旧できるようになりました。詳細は以下から。
NTTドコモの報道発表資料によると、同社は本日2022年2月9日から「ドローン中継局」の運用を全国で開始したそうです。
ドローン中継局はドローンに搭載された小型中継局が周辺の基地局の電波を上空で捉えて中継することで、臨時のエリアを形成する装置。建物の中でもつながりやすい800MHz帯および2.1GHz帯の3Gおよび4G(FDD-LTE)をカバーしているのが特徴です。
従来の移動基地局車ではカバーできない位置にある基地局からでも電波を中継できる上、現場到着から約1時間で運用できるため、災害時でも柔軟かつ迅速にエリアを復旧できます。
これがドコモ広報部から提供されたドローン中継局の本体写真。サイズは1620×1620×1000mmです。
訓練の様子はこんな感じ。あちこちを飛び回るのではなく、陸上から電力供給を受けながら上空に係留する仕組みです。
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