SSDやmicroSDXCカードの値下げはもちろん、スマホやタブレット向けストレージへの良い影響も期待できそうです。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、中国・紫光集団傘下の「長江ストレージ(YMTC、Yangtze Memory Technologies)」が192層の3D NANDフラッシュメモリの製品化にこぎ着けたそうです。
すでに顧客へサンプル出荷が行われていると業界関係者が明かしたとのこと。
多層構造を採用した「3D NAND」はフラッシュメモリの大容量化に欠かせない技術で、SamsungやSK hynix、キオクシアおよびWestern Digital連合など日米韓の企業が多層化でしのぎを削っており、YMTCは歩留まりの悪さに苦しんできました。
しかし192層の3D NANDフラッシュメモリを製品化にこぎ着けたことで、これらのメーカーと価格競争を繰り広げられるようになるため、フラッシュメモリ製品の値下がりなどが期待できそうです。
ついに最先端半導体製品の内製化にこぎ着けた中国。はたして「中華フラッシュメモリ」は世界を席巻するのでしょうか。
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