電波が一気に減衰するため、通信エリアを構築するのが難しい水の中。
そんな状況でも高速通信を実現する技術をNTTとドコモが開発しています。詳細は以下から。
「ワイヤレスジャパン2022」のNTTおよびドコモブース。両社は高速無線通信が今なお及ばない海中エリアをカバーすべく技術開発を進めています。
海中では電波でなく音を使った「音響通信」を用いますが、劣悪な波形の歪みを補償する「時空間等化技術」によって、従来を圧倒する1Mbpsオーバーの通信速度を実現。水中ドローンからの映像伝送に成功しています。
今後は通信の双方向化、安定性向上、装置の小型・省電力化に取り組むことで、水中ドローンの無線遠隔制御を実現する方針としています。
コメントを見る
・関連記事
モバイル業界の見本市「ワイヤレスジャパン2022」記事まとめ | Buzzap!
モバイル業界の見本市「ワイヤレスジャパン2016」記事まとめ | Buzzap!
モバイル技術の見本市「ワイヤレスジャパン2015」まとめ | Buzzap!
音と映像と通信の祭典「Inter BEE 2016」まとめ | Buzzap!