「Snapdragon 8 Gen 2」は発熱問題回避か、処理能力向上や新たなコア構成で消費電力削減も


5月に「Snapdragon 8+ Gen 1」が登場したばかりですが、早くも次期モデルの実力が分かりつつあります。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、現在複数のメーカーによって「Snapdragon 8 Gen 2」のテストが行われているそうです。

これは著名なリーク者「Ice universe」氏からの情報で、テストは満足できる結果が出ており、エネルギー効率はSnapdragon 8+ Gen 1から少なくとも15%向上しているとのこと。

また、発熱に悩まされたSamsung製「Snapdragon 888」「Snapdragon 8 Gen 1」への対策としてスマホ本体の冷却技術も急速に進んでおり、高性能なチップとの相乗効果でより高い恩恵が受けられるとされています。

なお、Snapdragon 8 Gen 2は全数がTSMCの4nmプロセスで製造される見通し。

「1+3+4」のコア構成だったSnapdragon 8+ Gen 1とは異なり「1+2+2+3」の構成になり、必要に応じて処理能力の高いコアや消費電力の低いコアを切り替える仕組みがきめ細かくなることで、さらにバッテリーが保つようになると期待できます。

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