今月初頭に発生したKDDIの大規模通信障害に対する損害賠償の内容が決定しました。
本来賠償を行う必要がないユーザーに対しても「お詫び」として返金が行われます。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースでは、通信障害についての詳細とともに損害賠償の内容が公開されています。
まず、契約条項に基づき返金義務が生ずる「24時間以上連続して全ての通信を利用できなかった、もしくは同程度の状態」とみなされたユーザーは271万人に。
該当ユーザーは「約款返金」の対象として、契約プランの基本使用料などの2日分相当が請求額から減算されます。
また、約款返金の対象外でも障害発生期間に契約していたユーザー3589万人には「お詫び返金」が行われるとのこと。
基本料0円のpovo 2.0ユーザーはデータトッピング1GB(3日)、それ以外は請求額から一律で200円が減算。お詫び返金だけでも賠償額は71億7800万円にのぼります。
KDDIは明日7月30日に新聞各紙へも案内を出し、8月中旬に対象となるユーザーへSMSで通知。9月以降に請求額から減算する形で返金を行うとしています。
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